今回ご紹介するのは滋賀の『クラブハリエ』さん。
『滋賀のバームクーヘンと言えば』、から今や『今や滋賀と言えば』、もしくは『バームクーヘンと言えば』=クラブハリエと言う位に、知名度を獲得した洋菓子屋さんです。インターネットは元より梅田の百貨店なんかにも出店しているここのバームクーヘンの味は今や紹介するまでもないかもしれません。そこを敢えて紹介するのが当ブログです。
だからアクセスいまいち伸びないし、私生活でたまに『しつこい』と言われるんやね☆
とても大きなお世話です。
では今回はそんな滋賀の甘いもの代表『クラブハリエ』のレポートです。
店舗概要
このお店は滋賀県近江八幡市にあります、日牟禮八幡宮の神社参道にある和菓子屋さん『たねや』さんと、その近所に住んでいた名建築家『ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏』の出会いから。1951年、この二つの才能が出会い、たねやさんはヴォーリズ氏を通じてその西洋の文化に触れて、その素晴らしさへの憧れから洋菓子店クラブハリエをオープン。
その後、お店の看板商品『バームクーヘン』が全国の百貨店に出店されるほどに人気を博し、現在はバームクーヘンだけでなくシェフたちによって数々のお菓子を発信する洋菓子店になりました。
日牟禮のこの地はクラブハリエ発祥の地としてだけでなく、店内でシェフがお菓子作りに勤しんでいる様子が観察できるライブクッキングが鑑賞できる人気のお店です。
ここの他にも『カフェラコリーナ』など、滋賀湖南部を中心に展開するカフェも連日行列ができるほどの人気店です。正に滋賀県を代表する洋菓子屋さんなんですよ☆
お店のラインナップ
クラブハリエの名物、というか代表グルメは何と言ってもバームクーヘン。その特徴は、まるで焼きたてのパンでも食べてるみたいなふわっふわの生地と周りにコーティングされた砂糖。お値段も中々ですが、食べると幸せになれる一品です。
敢えてバームクーヘン以外を選んでみた
ひねくれものは人間性を疑われますえ?
ひねくれているというか、冒頭にも書いた通りここのバームクーヘンは今さら紹介するまでもなく、美味しいのは全国規模で周知のことと思いますので、バームクーヘン以外にも色々と美味しいものがありますよ、という意味で他のものをご紹介していきます。
日牟禮ロール
バームクーヘンの生地を更にふわふわにして食感を良くし、きめの細かい生クリームをたっぷり詰めたロールケーキ。
切ってみるとこんな感じ、クリームの中心には卵黄でしょうか、まろやかなクリームが挟まれていて、2色の違った味が楽しめます。
こだわりすぎの日牟禮ドーナツ
商品名がこのままのドーナツです。名は体を表すというやつですね。バラ売りもしているので、食べ歩きに最適。
その名の通り材料にこだわったドーナツで、北海道産薄力粉に甜菜糖と発酵バター、安土のレンゲはちみつ、平飼いの鶏の卵という原料を厳選しまくりな一品。
この見ただけで伝わってくる柔らかさはやっぱり口に入れても溶けるようなドーナツは、スポンジ系特有の、食べると口の中の水分が奪われてかっさかさになる感覚が全くありません。甘さも多分甘すぎず物足りなさを感じずの絶妙なラインをものすっごく考え抜いて作られている事が窺えます。
日牟禮サブレ
一流の洋菓子店で作られるお菓子は、例え一見地名が入っただけで味が全部おんなじなご当地サブレのようなものでも美味しかったりします。
こちらも観光がてら食べ歩きに最適。
さくさくっとした食感はそのままに、気が付けば手の中からなくなり、次の瞬間には口の中からも消失してしまうという不思議なお菓子です。
アクセス
- 住 所:〒523-0828 滋賀県近江八幡市宮内町246 日牟禮ヴィレッジ
- 駐車場:あり
滋賀県近江八幡市内宮内町『日牟禮ヴィレッジ』内。日牟禮八幡宮境内駐車場が多数ありますが、週末は止めれるか運次第になる事もあるので、朝早めに行くのがお勧め。
まとめ
今回はこれで以上です。
元々この一帯は八幡堀という市内を流れる水郷巡りと日牟禮八幡宮を中心とする観光スポットでした。そこへご参拝する人のお土産屋さんとして『たねや』さんがあって、更にそこへクラブハリエの大ブームがやってきて、もう今やこの一帯はしっちゃかめっちゃかな状況になっていますが、日牟禮八幡宮にご参拝して、八幡山ロープウェーに乗り、水郷巡りをして、クラブハリエ他お土産屋さんで買い物をして。家帰ってからのデザートも含めてかなり充実した一日になります。