今回は宇治にあるレストラン『ビストロ・ボヌール』のご紹介です。
突然ですが、フレンチと聞くとどんなイメージを浮かべますか。
堅苦しいとか、テーブルマナーとか、髭男爵とか。
何か明らかに関係ないの混ざってた気がするけど☆
総じてセレブで、何となくとっつきにくい印象を少なくとも僕は持っています。
‟フレンチが高級やった世代”やから余計にそう感じるのかもしれないし、事実祇園や大阪なんかに行けば上限はない位高級なお店もあるんですが、このお店はそんな敷居の高そうな雰囲気は全くなし、気軽にそして美味しい、そんなフレンチのお店、ビストロ・ボヌールさんにお邪魔します。
店舗概要
このお店は宇治にあります。お店の前には、一面の花壇。フランス風というのかわからないですが、雰囲気はアニメか何かで見かけるような郊外にある美味しいお店。
店内も柔らかい陽光の差すテーブル席とカウンター席の両方が用意されていて、家族連れメインかと思いきや、一人でふらっと仕事終わりや休日ののんびりしたランチなんかにも使い勝手がよさそう。
常連さんと思しき人の中にはそんな感じで、一人カウンターに腰かけてランチを楽しんでいる人もいらっしゃいました。
メニュー・味
メニューです。ランチなのとお店の価格帯の設定もあるんでしょう、結構リーズナブル。フレンチと言うよりどっちかというと揚げ物色の強くない洋食屋さんの感じ。
Aランチ
ハンバーグ、蟹クリームコロッケ、白身魚のポワレが同時に楽しめるAランチ。
三種とも少し小さめにまとめられたプレートランチです。ハンバーグはホロホロっと肉が崩れ中に旨味が凝縮されていて、ポワレは手作りだろうタルタルソースが丁度良い酸味と淡白でカリっと仕上げられた白身魚とよくあいます。
オムレツランチ
ホテルの朝食でみるあのあれです。ふわっとした卵のきめは細かく、メレンゲでも噛んでいるかのような優しい食感、蟹クリームコロッケは蟹の風味とホワイトソースが濃厚
セレクトランチ
ホタテ貝柱のグラタンをチョイス。
蟹クリームコロッケのやつとはまた違うホワイトソース、グラタンの中にはこれでもかと言う位にごろごろとホタテ貝柱が詰まっています。
付け合わせのパンとスープ。パンはオリーブのパン、スープはコーンポタージュですが、クリーミーながら甘くならないよう香ばしい隠し味が効いています。
追加でオーダーしたデザートの盛り合わせ。チョコケーキ、オレンジのケーキ、シャーベット、ムース、ババロア。店員お勧めの一皿だけあって、どれも美味しい。オレンジのケーキとシャーベットは柑橘系でさっぱり、チョコケーキ、ムースは甘く、ババロアは薄味と、それぞれに味のメリハリがついていて食べ飽きず、また口の中に甘ったるいのが残らないように工夫されているのが伺えます。
Cランチ
Aランチのチョイスメニューを全部のっけた上にオードブル+デザートがつくお得メニュー。
まずは前菜。キッシュはカリカリで中ふわふわ。カナッペとリエットの違いをいまいちわかっていませんが、なんせパテも濃厚で美味しい。
メインディッシュ。Aランチのメインは全部美味しいので迷うところですが、このメニューなら迷う必要がありません。ちっちゃいサンドイッチが可愛らしい。
ここにライスorパン、デザートと飲み物がセットでついてきます。
アクセス
- 営業時間:11時00分~14時00分、17時00分~21時00分
- 定休日:月曜日・火曜日
- 駐車場:あり
- 住 所:〒611-0041 京都府宇治市槇島町三十五34−2
国道24号線宇治市内『槇島町二十四』交差点東へ。
駐車場前面、店左側に5台程度。
まとめ
今回はこれで以上です。
リーズナブルなのにシェフの腕をふんだんに感じることのできるランチメニューが多数揃っているこのお店ですが、夜は夜でコースの他アラカルトで色んなメニューを単品でオーダーする事も出来ます。
ドライブがてらランチを優雅にゆっくり楽しむのも良し、カウンターの向かい側で腕をふるうシェフを眺めつつディナーを楽しむのもいいし、意外とお一人様にも向いているお店かもしれません。ゆったりとした週末を過ごしたい方にはお勧め。
週末は混雑が予想されるので、予め予約を取っていくのが賢い立ち回り。