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フルーティな味わいはまるで。。『太田酒造』

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今回は草津にある太田酒造のご紹介です。
『太田道灌』という人物をご存知でしょうか、室町後期の武将で英傑で知られた人物ですが、この蔵元さんはこの太田道灌の子孫にあたるんだとか。
メインのお酒は勿論『道灌』、2階には資料館もある中々楽しみなお店です。
では、今回はそんな『太田酒造』さんにお邪魔します。

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蔵元概要

こちらの蔵元さんは草津にあります。東海道53次という言葉がありますよね、江戸(東京)から京都までを結ぶ東海道を、徒歩で行くという今でいう24時間テレビか出たての新人芸人にしか適用されないような途方もない旅を『旅行』と称して普通にこなしていたんだそうです。53次というのは東海道沿いにはそういった旅行客などを相手にする宿場町が53か所あり、それを総称して53次と呼ぶんだとか。
で、江戸から出発して品川宿から始まり、52番目の宿場町に当たります。(ちなみに終点は三条大橋)

konoha
東海道の宿場町と言っても、草津は東海道と中山道が丁度合流する二本の街道の宿場町として栄えていて、今でもその時の名残として本陣(幕府などの要人専用の宿泊施設)跡などが残されています。

蔵元さんの創業は明治7年、大田道灌を祖先に持つというこちらの酒蔵の社長はワイナリーも手掛け、ワイン、日本酒、焼酎に至るまで色んな醸造に携わっている草津きっての酒造メーカーさん。主力商品は勿論『道灌』太田道灌の名前を冠するお酒のほか、ワインではBIWAWINEなど日本酒に限らず色々な種類のお酒を手掛けていらっしゃいます。

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お店紹介

お店のある道自体が景観地区の様になっているようで、道の終点には本陣跡があります。この酒蔵さん自体は二階建てになっていて、1階が販売所、2階が見学コーナーとして開放され、両脇に醸造所やら倉庫やらを備えています。

1階直売店

道潅が日本酒の主力商品らしく、純米大吟醸から原酒まで色々な『道潅』が揃っていて、サイズも小さいものならワンカップから一升瓶までラインナップ豊富。

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試飲コーナー充実、もう『どれ飲んでもいいよ』感がひしひしと伝わってきます。

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『うすにごり』当ブログでも何度か紹介している、にごりと清酒の間位に位置するにごりほど甘ったるくないけど、泡の感じが味わえたり、フルーティな香りが楽しめたりとお勧めのお酒です、店じゃなく僕の。

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konoha
皆聞きたいのは店のおすすめやで☆

ありそうでなかなか見かけない、蔵元さんが作った奈良漬け。

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奈良漬けは確かに漬物ですが、主人公はほぼ酒粕なんやから取扱いをもっと見かけても不思議でないと思うんですが、あんまり見かけません。

2階資料館

1階の階段に『一声かけてから登ってね』の柵があり、その奥にあるのが資料館です。字が達筆すぎて読めないものが多いんですが、太田道灌のというよりは、草津宿と太田家、それに政所などの資料展示が多い気がします。

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飲んでみた

今回は2種類購入してみました。

道灌

まずは道灌。種類色々あったんで迷ったんですが、店員さんのお勧めで。スキっとした辛口。しっかりとした味わいがあるので、鮪とか濃厚な赤身とかでも味が負けることなく味わうが出来そう。

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何てよむかわからなかったんで、『これください』と言わざるを得なかったお酒、当て字でしょうか『ほたる』と読みます。穂田瑠(ほたる)
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konoha
小学生か☆

純米吟醸を選択したからかもしれませんが、さっきの『道灌』をよりフルーティにした感じの味わい。もう口当たりの良い白ワインを飲んでるみたいです。流石ワイナリーも手掛ける日本酒メーカーさんと言ったところでしょうか。

アクセス

  • 住 所:〒525-0034 滋賀県草津市草津3丁目10−37
  • 駐車場:あり

滋賀県草津市内県道141号線『立木神社前交差点』東へ。近隣に数台提携駐車場有。

まとめ

今回はこれで以上です。
この辺りは道灌蔵の他にも草津本陣跡などの史跡だけでなく景観地区らしい昔ながらの商店なんかも立ち並ぶ、観光で歩いて巡るのにも適した地域です。
お酒目当てにここらを巡るも良し、観光で巡った後にここのお酒をお土産にするもよし、宿場町『草津』を一番感じられる場所です。

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