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草津宿から旅立つ交通安全祈願『立木神社』

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今回は滋賀県にある『立木神社』のご紹介です。
草津宿、今でいう滋賀県草津市のJR『草津駅』西部に今も残る旧市街ですが、江戸時代の頃、ここは東海道52番目の宿場町『草津宿』として整備されて栄えた町。
では、今回はそんな草津宿とともにあった『立木神社』に一礼。

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神社概要

この神社は滋賀県草津市にあります。江戸時代には東海道52番目の宿場町『草津宿』の西側入口に当たる位置に鎮座していた神社で、草津宿は東側へ向かう際、東海道・中山道が合流する場所でもある交通の要衝でもありました。今でも本陣と言う大名や幕府役人指定の宿泊所が残されています。今でいう地方・中央の高官専用の宿泊所と言ったところでしょうか。

草津市自体はベッドタウンとして、立命館大学草津キャンパスの学生街として近代的な街並みの拡がるところですが、この本陣跡のある通りは古い風情ある街並みが残っていて、当時を偲ぶ事が出来ます。

ご創建は約1,200年前に遡ります。第48代称徳天皇の頃(767年頃)、ご祭神の武甕槌命(たけみかづちのみこと)が茨城県の鹿島神宮へ白鹿に乗り、旅に出られ諸国を経てこの地に到着しました。手に持つ柿の鞭を社殿近くに刺され『この木が生え付くなら大和の国三笠山(今の春日大社)に鎮まらん』。
その後、この柿の木は見事生え付き、枝葉を実らせました。付近の方々はこの御神徳を畏敬し、この木を崇め神殿を建て社名を立木神社と称したのが始まりとされています。
ご祭神は武甕槌命(たけみかづちのみこと)。ご縁起の通り茨城県の鹿島神宮、奈良県の春日大社のご祭神として有名な日本を代表する武神の一人。
ご利益は厄除開運、交通安全。武甕槌命の強力な武神の御力を以て災いから守護されるご利益が期待できるという訳です。

境内散策

本殿・ご拝殿

ご本殿は境内西側最奥にあります。手前には舞殿、昇殿でしょうか、節分祭ではここを囲むように沢山の参拝客でにぎわいます。

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石造道標

東海道の道中にあったこの神社の境内には当時の道標が残されています。

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立木弁財天社

本殿北側の脇には大きな道沿いな事を感じさせないような位、静けさを感じさせてくれる森があります、『立木の森』です。
その森の中にあるのが弁天池と立木弁財天社です。
かなり日差しの強い日だったんですが、この神社の一帯は日が陰り厳かな雰囲気に包まれていて、不思議な雰囲気に包まれています。この神社境内で一番何というかパワーのようなものを感じる場所です。

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御朱印

御朱印は境内社務所で頂けます。僕が参拝した際には、社務所には人の好いおばあ様がいらっしゃり、御朱印をお授け下さいました。お話し好きな方なのか、神社の縁起や創建、果ては草津宿のお話まで色々と教えて下さいました、めっちゃ良い人。

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アクセス

  • 住 所:〒525-0034 滋賀県草津市草津4丁目1−3
  • 駐車場:あり。

滋賀県草津市内国道一号線『草津三丁目』交差点西へ。

まとめ

今回はこれで以上です。
この立木神社は、草津宿南西に位置していて、江戸時代には参勤交代で西方各所の大名が江戸に向かう際、道中の安全を祈願したという場所です。
タケミカヅチは 軍神、雷神、地震の神、剣の神という早々他に類を見ない武神です。
その強力な御神力で自身に降りかかる災難を祓ってもらいましょう。 

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