今回は宇治に新しくできた『いろり紅屋』さんのご紹介です。
いろりとは『囲炉裏』、つまりいろりで肉・魚介を焼いたものがメインに据える、中々こだわったスタイルでジャンルとしては小料理屋さんに当たるんでしょうか。
では、今回はそんな『いろり紅家』さんにお邪魔します。
店舗概要
お店は京都府宇治市にあります。JRから降りてまっすぐにある宇治橋通商店街の中。
『紅家』さんと聞いて聞き覚えのある方もいるはず、温泉『源氏の湯』に併設する紅家さんというお食事処があるんですが、そちらと同じ『紅家』、つまり源氏の湯の系列店なんだとか。
店内に入るとまず目に入るのが真ん中の囲炉裏。そしてそれを囲むように設えられたオールカウンターのお店。
黒塗り格子組みの天井に、木の良い香りの残るカウンターテーブル、このカウンターは樹齢250年の杉を使用しているんだとか。そんなもの伐っても良いんでしょうか。
相手プロなんやし、そんな要らん事気にせんでええのよ☆
料理長はミシュラン一つ星を獲得した腕前なんやとか、否が応にも自然と期待高まるお店です。
メニュー・味
メニューです、メインは当然真ん中の囲炉裏を利用したいろり焼き。
お腹をいっぱいにするご飯屋さんと言うより、お酒を飲みながらおつまみをつまむお店と言ったところなんでしょうか。
あと、ビールに始まり、焼酎・日本酒、ワイン・ウイスキーなどお酒の種類も豊富。
ビール写したかっただけやろ☆
日本酒限定ですが、メニューの横に数字があります、ご提供される量を表しているようです、分かりやすい。
まずは酒盗から。細かい事ですが、大葉で臭みを消す丁寧さが感じられます。
あぶらぼうずの西京焼き。
脂のノリが半端なく、西京焼きの甘味は上品で、こってりなものを西京焼きにして後に尾を引かないように食べやすく作られています。
菊鷹という愛知のお酒だそうです。個人的に一番好きなのがこの『うすにごり』。
野菜のいろり焼き。辛いかもと思ったら辛くない赤いしし唐、どう焼いたらこうなるのかふわっふわの山芋、しいたけとさつまいもはそのまんま美味しかったです。
利き酒四種セット。四社四様美味しいんですが、お値段そのまま量は倍と言う利き酒と言うよりバリューセットのような位置づけ。
味の解説がないのはそろそろ酔っぱらって舌がバカになっていたからではありません☆
干子。ナマコの卵巣を引っ張って干したものですね、ばちこ、くちこともいいます。カリカリとした食感と海の香り、典型的酒飲みの為の食べ物です。
最後に棒寿司も頂く予定だったんですが、思いのほか腹も膨れたのでこれでお愛想しました。満足の一食。
アクセス
- 営業時間:11時00分~15時00分、18時00分~21時00分
- 定休日:特になし。
- 駐車場:なし
- 住 所:〒611-0021 京都府宇治市宇治壱番1−番地
宇治市内宇治橋通商店街内。
まとめ
今回はこれで以上です。
以前ご紹介したビストロDもそうですが、恐らく行くなら今の内です。 僕がご訪問したのはオープン初日だったんですが、既に結構な人の入りがあり、週末はその内、満席になるんだろうなというのが何となく伺えました。
行くなら今の内です。