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創作料理はまず目で見て楽しむ『お台所roji』ランチ編

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今回はお台所rojiランチ編です。
母ちゃんから指令が下りました。
『美味しくて混んでないリーズナブルでお洒落なお店を予約してください。』

ねえよ!!

美味しいから混むわけでお洒落さはそこに手間をかけている分お金もかかる訳で、しかもラーメン屋は不可という、無茶ぶりというよりないの分ってて言うてるんかな、とすら思える指令だったわけですが、本人は大マジです。
どうも、お父さんとお母さん(僕にとっては義理の父母)がこっちに来るんだとか。
という訳で、いつも(っていう程しょっちゅう行くお金もないんですが)お世話になっている、宇治の創作料理屋さん『お台所roji』なら間違いないので、そちらへお邪魔しましたのでリポートします。

基本情報

京都宇治橋通商店街を外れた言われなきゃわからない路地沿いにあるrojiさん。
位置づけは創作料理屋さん兼居酒屋さんなものの、ランチも絶賛営業中。
仕事のめっちゃ好きな大将は一体いつ休んでいるんだろう??と思う位ずっと店はやっていて、その間中大将はずっと板場に建ち続けています。

ランチ~ディナーの間店は閉まってますが、普通に店の奥からはメニュー開発や仕込みしてる音が聞こえてくる少々過労が心配になるほど味の探求に余念のない大将です☆

ランチはアラカルトも多分オーダー可能ですが、断然コース・御膳がお得。1,500円から5,000円までピンキリ揃うランチメニューは、うだつの上がらないサラリーマンのランチとしては少々値が張るものの、その中身を考えれば十分に元は取れる内容の物ばかり。肉・魚ともメインに据えることが出来、その人の好み・その日の気分でメニューをチョイスする事が可能。
ランチで『コース』と名のつくものを頼む場合、前日までに予約が必要
・お刺身御前・・・予約不要
・ランチ天然魚コース・・・予約必要
いずれにせよ席の予約も兼ねて予め何を食べたいか伝えておけば当日がスムーズになります。

ランチコース2,500円

今回、ランチコースとしては丁度真ん中位のランチコースをチョイス。
真ん中位といっても先付に始まり、メイン・デザートに至るまで約10品のご提供がある正直こんなに食えるのか・・・?と心配になるほどのボリューム。

このお店の見せ場は先付からいきなり来ます。先付ってちょろっとオーダーした料理が出てくるまでのつなぎ位のお話じゃないですか。枝豆のみとか、酢の物のみ、とか。

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全8皿、11品。目も楽しければ舌も踊る前菜。特徴的なのはお酒飲む店にしては珍しく、内容は変わるもののいつも汁物が添えられている点と、和風だしの使い方が非常に秀逸と言う点。今回の汁物は酒粕のスープでした。
刺身3種。

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太刀魚と、湯葉豆腐と、もう一つ赤身的な名前忘れました。

酔っとるだけやろ☆

今回はずっと素面です、子供の面倒見ながら店員の説明聞くのがややこしかっただけ。
薄く焼き目を付けた太刀魚は皮のパリッとした感触と、焼き目の香ばしい食感と香り。きっと物凄い繊細な加減とかがあるんだろう事が伺えます。

茶わん蒸し。

f:id:aoi0730kanon0930:20190316235155j:plainとろみのついた餡で覆われた卵はずっとあつあつ。お出汁の風味と卵のきめ細かさと、丁寧な仕事は舌に触る感触でもうかがい知ることが出来ます。

桜蒸しと案内されました。端的に言うと桜餅の蒸し物。

f:id:aoi0730kanon0930:20190316235438j:plain餡の入ってない桜餅の上から若竹煮を掛けたようなものを想像して頂くとよいかと。

表現の仕方で美味しかった思い出もイマイチそうに聞こえる事がよく分かった☆

普段あまりお目にかかる事がないながら、餡子抜いたら桜餅も立派なご飯になるって事がよく分かりました。

メインの焼き魚。これはお肉との選択が可能、今回は鯛でした。

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白身の鯛の仄かな甘味を消さない程度に塗られた照りの香ばしさと、ほくほくに半分蒸すようにじっくりと火通しがなされたんだろう身のおいしさは感無量。この時点で既に満腹度は130%位にまで達していますが、ここに自家製ふりかけのかかったご飯とお味噌汁も付いてます。

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最後デザートと食後のドリンクで〆。

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まとめ

今回終始大の大人4人が揃って各料理をバシャバシャと写真を撮り続けるという異様な2時間を過ごしつつ、会食は無事終了、満足して帰っていきました。
お酒飲みながら好きなものを頼みたいというならやはり夜のアラカルトが一番ですが、ここのお勧めをとにかくお得に楽しみたいという方は断然ランチがお得。
量にも質にもきっと満足いただけるものと思います。

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