今回はお酒のアテシリーズ『はらんぼ』のご紹介です。
お酒のアテには最適な『はらんぼ』ですがあまり耳に馴染んだ名前ではないかもしれません。
マグロ⇒トロ
サ ケ⇒ハラス
カツオ⇒???
この問いへの回答が『はらんぼ』というもので、一見ただの切り身にしか見えない知名度もあまり高くない食べ物なんですが、美味しさはもう絶品。食べる⇒飲む⇒ほっこりする⇒食べる⇒飲む
いつもやん☆
お酒好きでもそうでなくても美味しさに酔いしれる事間違いなしです。
はらんぼって?
上の公式でもわかる通りマグロでいうところのトロ、その鰹バージョンです。
鰹一匹から取れるのは一枚切りという希少部位で、美味しさに比して流通・知名度ともにいまいちなのは、その取れ高に拠る処が大きいと思われます。
ただ、『鰹と言えば』に対する日本人95%の回答『高知県』では、普通に流通しているらしく、高知県民は他府県民が普通のたたきや、生節で満足している姿を見て素人が。。。とほくそ笑みながら食べる、それがかつおのはらんぼです。
普通に現地行ったら食えるしな☆高知の人めっちゃいい人やしな!!
僕自身5,6回いってますが、存在すら知りませんでした。
ここまで、さも自分の知識の様に語っていますが、上で書いた通り高知県に行ったことはあるものの、そんな絶品食材があるなんてこと自体まったく知りませんでした。
軽妙な言い回しと嫌みの無い毒舌、リアルきみまろのようなトークで観光地やお土産を紹介してらっしゃるツベルクリンさんと言う方が紹介されていたのを丸パクリさせて頂いたのが今回。
元来猜疑心の強い性格と、幼少からの貧乏生活のせいで、人の言う事を素直に信じない僕ですが、かつおのトロと聞けば美味しくないはずがないだろう、と今回購入に至ったという訳です。
貧乏関係なくない?
貧しいと心も荒むもんなんです。
メニューあれこれ
まず購入してきたのがこれ。ボリュームがイマイチ伝わらないかもしれませんが、切り身10切れで300gあります。
普通にスーパー行って晩御飯買ってきたおかずのレベルで買える絶品食材と言えます。
食べ方はシンプルに塩焼きで十分おいしく頂けるみたいです。
もうちょっと何とかならんかったのこの惨劇?
冷凍やからか、元々の性質かわからないんですが、身が非常に崩れやすいのでクックパーそのまんま運ばざるを得なかったというのが伝われば幸いです。
味は濃厚そのもの。身は割と薄くてぱっと見の食べ応えとしては頼りない感じすらするんですが、身の濃厚さでカバーと言ったところでしょうか。口周りがてらってらになる位の脂のノリは正にかつお版トロといったところでしょうか。
そのまんまでも十分おいしいんですがアレンジレシピ。
根拠も理由も何もないんですが、地中海的なイメージを受けたのでトマトを使ってみる事にします。カットトマト缶を買ってきて、ミンチと一緒に炒めながら煮込み、はらんぼはニンニクで焼きます。茹でたもやしを敷き詰めて、上にかけると何だか地中海風に感じませんか。名付けて『はらんぼの地中海風トマトソースと共に』
地中海なんか勘違いしてない?
僕は全く気にならない魚独特の臭みと言うか青臭さみたいなのが苦手な方はこっちの方がいいかもしれません。
まとめ
今回はこれで以上です。
はらんぼに足りないのは一重に知名度のみと言えます。味よし、値段よしなので、手軽に買ってお酒のつまみにするのでもいいし、ご飯のおかずにも気軽に使えます。
晩御飯にトロ買ってきたよ
とか言うと多分自殺や犯罪などを疑われてしまいますし、家のフライパンで焼こうものなら母ちゃんから拳が飛んでくるのがオチでしょう。
手ごろなお値段で絶品な鰹のトロ『はらんぼ』一回食べてみて下さい、値段分以上の働きは約束します。