今回は丹後の酒造メーカーハクレイ酒造のご紹介です。
酒造メーカーって名前だけじゃなかなかピンとこないですよね、黄桜とか月桂冠とかクラスになれば話は別ですが、そうでもないと『どこそれ??』ってなもんになるのは当たり前かと。
これがここのメーカーで(たぶん)一番メジャーなお酒です。宮津市内のお土産屋さんでもよく見かけるラベルです。
今回はこのハクレイ酒造さんにお邪魔します。
お店・品揃え
外観
ハクレイ酒造さんは、京都府宮津市にある酒造メーカーです。
創業は天保3年(1832年)北前船の船主やった創業者が酒造免許を取得したのが創業の始まりなんだとか。
お店で直売品の購入が出来る他、酒蔵見学ツアーなんかもされているようです。
⇒ハクレイ酒造株式会社 :: 酒蔵「天の蔵」見学
製造現場に勝手に入る事は出来ませんが、この一帯にメーカーさんの色んな建物が立っていて、それらを見て回るだけでも割と楽しい場所です。
以前は白嶺舎というスイーツカフェがあったようなんですが、この11月で閉鎖してしまっていました、残念。
品揃え
『酒呑童子』がメジャーな銘柄ですが、色んな種類を取り揃えています。
スイーツカフェは残念ながら閉鎖されてしまっていましたが、スイーツ自体の生産は健在。こちらも所狭しと並べられています。
※ネット販売では、どうも11月23日付で休止となっているようです。季節的なお話なのか、経営上なのか不明ですが、残念なお話です。
酒呑童子
ここの代表的な銘柄です。ひやおろしや、純米吟醸など色んな種類がありますが、一番見かけるラベルがこれ。
大辛口の名の通り、口に含み、喉を通って、ワンテンポ置いてから来るカァーっとした感じ。冷やでも燗でもいけますが、やはりこの辛口を存分に味わうなら燗でしょう。寒い日にこれを呑みながらするめいかとか食べた日にはもう(ry
おっちゃん今日も全開やね♪
正直、お酒とおつまみの話してるのが一番楽しいのは認めます。
酒呑童子は大江山を根城にしていたとされる鬼の頭領です。平安時代、都を荒らしまわった酒呑童子とそれを退治した源頼光伝説が有名で、大辛口はこの荒々しい鬼の名前とよくマッチしています。
このお酒は辛口ながら、しっかりとした旨味を感じることが出来るお酒なんで、おつまみはシンプルなのがよく合います。
アクセス
- 営業時間:9時00分~17時00分
- 定休日:水曜日
- 駐車場:あり
- 住 所:〒626-0071 京都府宮津市由良949
車の場合:国道178号線由良港交差点から路地へ。
駐車場は10台程度あり。
まとめ
今回はこれで以上です。
京都の日本酒と言えば伏見が余りにも有名で、どうしてもそれ以外のという印象で語られがちですが、丹後は水がきれいな事もあって、美味しい酒造メーカーが多い事は、知ってる人は知ってるみたいです。与謝野、宮津、福知山と京都を北から南下する形で順番に酒蔵巡りをするのも楽しいと思いますよ。