今回はミートガイで見つけてきた第2弾『ラビットレッグ』のご紹介です。
日本ではどちらか愛玩動物のイメージが強い兎さんです。
食材として日本ではなじみがないかもしれませんが、ヨーロッパでは日常食として親しまれている存在です。最近ではジビエ食材としても、健康食の一つとしても注目されている兎料理をレポートします。
今回のお店
今回も肉と言えばこのお店の『ミートガイ』。
こちらの送料の計算は同梱可能であれば1個でも2個でも変わらない(980円)ため、他と併せて購入しました。
(以下再掲)
ミートガイは、その名の通りお肉取扱い専門店なんですが、その肉のラインナップが強烈。牛・豚・鳥は勿論、羊、鴨、七面鳥、馬肉など名前はまあまあ聞くけど普段食卓に並ばない肉から、兎、ラクダ、カンガルーなど未知の肉まで取り扱いのある夢のようなお店。中でも見た目、内容とも衝撃だったのがワニ肉。
この質感といいリアルな爪とうろこと言い、どっちかっていうと円谷プロダクションさんの守備範囲ちゃうかなと思うほどですが、れっきとした食肉です。我が家で注文すれば、は恐らく悲鳴もしくは怒号が飛び交うだろうことが予想される一品。
(けど味はおいしいらしいので、いずれ挑戦してみようと思います。)
一番インパクトがあるのはやっぱりこれですが、他にも色んな珍しい未知のグルメを取り扱っている漢なら一度は利用してみたくなる好奇心くすぐるお店です。
キワ物だけじゃなくて普通の牛肉とかも取り扱いされています。まとめ買いや、一匹丸々購入することも可能なので、大人数でシェアして屋外で豪快にBBQなどスーパーでは購入できないようなサイズの肉を買うのに最適☆
ラビットレッグを購入
今回購入したのはラビットレッグ、和訳すると兎の足のお肉です。『キュイス・ド・ラパン=兎の骨付きもも肉』と言うんだとか、どうやらスペイン語のようです。
兎丸ごと一羽というのもあるみたいですが、全部で1kg(これは400g)あるらしく、我が家の冷凍庫はとある事情で満員の為、今回は足だけに。
主にあなたの買ったもので埋まってるんですが?
足肉だけで全体の約半分を占めるという事は食べられる部位は限られているのかもしれません。日本では、最近のジビエ料理の流行りでようやく食べ物としての認知をされてきましたが、以前までは犬・猫を食べるのとほぼ同義、ちょっとあれな人扱いされかねない兎料理ですが、欧州では結構一般的に食用として流通しているんだとか。
特にスペインやフランスなどでは家庭料理として流通していて、スーパーとかでも売られているそうなので、食文化の違いを痛感させられるところです。
鶏むね肉と同等の低カロリーで、脂質は低め。しかも高タンパク、他にもカリウムの含有量は肉類トップクラスと言われていて、老廃物の効率よい排出や、むくみ解消にも高い効果を誇るという、最近は健康食品としても注目されている食材です。
鶏むね肉が一時期ダイエットに効果的と言ってブームになりましたよね、食べながらダイエットが出来るというダイエットが中々続かない方にお勧めの食材です☆
ラビットレッグを調理
シンプルに焼いてみる
響きが格好良く通っぽいので、以降キュイス・ド・ラパンと表記しようと思ったんですが、長いのでこのままラビットレッグと言い続けます。
400gで二本同じくらいの大きさが二本入っています。つやつやな感じと言い、何も言われなければ骨付き鶏もも肉と言われても気づかないかもしれません。
ソミュール液のようなものに漬け込む方が味が染みるらしいんですが、今回は時間の関係上、塩とニンニクを塗り込む事にします。そしてハーブを絡めてオーブンへ。
200℃で10分、ひっくり返してもう5分。途中、醤油をハケで塗り込んでみます。
待っている間に付け合わせとかを製作。
人参を素揚げ。下味はかるく塩胡椒、熱で人参の甘味が引き立つのでなくても十分。
あと、じゃこ炒りブロッコリースプラウト。
これらを盛り付けて完成。盛り付け今回はちゃんとしました。
鶏むね肉と聞いていたんですが、もっとずっと香ばしいです。鶏むね肉って美味しいけど個人的にぱさぱさしているのが苦手なんですが、このお肉は丁度そのぱさぱさ感だけ取っ払った感じ。
鶏肉に似てはいるけど当然皮はありません。どうしても肉の大きさの割に骨が多いのは気になるところ。ですが、逆に言えば、身の殆どが骨ギシ、つまり一番おいしい部位ばっかり食べているようなものなので、そりゃ美味しいはずです。
スペイン料理といってもパエリア鍋がないので、たらこパスタを合わせてみました。
以前高知旅行でがっつり購入した宗田節をふんだんにトッピング。
焼きそば?
煮込みスープ風に
このお肉、おいしいんですが如何せん骨が多いんです。なので、焼くとおいしい反面食べれる部分に少し物足りなさを感じのは正直なところなんですが、じゃあ逆に言えばその骨から美味しいスープが出てくれるだろうということで、スープを作ってみる事に。
お肉の味を人参、玉ねぎ、にんにくのスライスを用意、オリーブオイルとバターで炒めていきます。玉ねぎがあめ色になると焼けるバターと玉ねぎのいい香りがしますので、それが合図。
水と、みりん、お酒、白だし。臭み消しにちょっとだけ味噌を入れてみました。
完成。汁物の良い所、それは盛り付けに困らない事。
鶏肉スープよりコクがある感じと弾力が失われない兎肉のスープとの相性は抜群です。
さて、スープがそれだけ美味しく出来るのであればご飯をぶち込んでも不味い筈がない訳です。という訳で、リゾットと言うか雑炊を製作。スープさえあればご飯を入れて煮込むだけ。
兎さんは文字通り骨の髄まで堪能できます。骨が多いので、こちらの方が個人的にお勧め。
雑炊リゾットにスープってそんな使わないですよね、という訳で少し余っていた分を温めて麺(1パック18円)を投入。即席ラーメンの完成です。
まとめ・お得な買い方
今回はこれで以上です。
焼いた物も美味しかったですが、個人的なお勧めは煮込みです。骨が多いのでその骨から良い出汁が採れるので、身自体はそのままスープとして、その後紹介したように雑炊でもラーメンにでも合わせれば美味しく食べられますし、その他茶わん蒸しやかた焼きそばの餡にも合うかもしれません。とりあえず良い出汁が出るのでそれに合わせて使い道はいくらでもありますよ、というのがこのお肉の最大の魅力です。
最後にお得な買い方のリサーチ結果です、今回も楽天、アマゾン、公式サイトで調べてみました。
①アマゾン:価格は10%程度高いですが、プライム会員なら『送料無料』になるのでこれが一番お得かも。
②公式サイト:一番お得。5%のポイントバックもついてきます。
③楽 天:10%程度割高ですが、楽天ポイント10倍以上の時はこっちの方がお得。
うさぎ骨付きモモ肉 200g×2本 (キュイスドラパン) ラパン/ラビット/兎肉 ジビエ -D005a 価格:1,530円 |