今回は京都にある『ラーメンまがり、きづいち』さんのご紹介です。
店名は『まがり』なのか『きづいち』なのか、のっけからツッコミどころ満載のお店が今回の舞台です。
いつも店名とかあんま気にしてないやん☆
では、今回はそんな『まがり、きづいち』さんをレポートしていきます。
店舗概要
お店があるのは京都府木津川市
このお店があるのは、京都と奈良の接合部京都府木津川市。京都と奈良を縦断する国道24号線沿いにあって、ちょうど木津川を渡って南に向かう道がここしかないので超渋滞する名所ど真ん中にこのお店はあります。
いきなりえらいネガティブな情報やな☆
ここらへんを以前から知っている人は思うだろうこと、それはこんなとこにラーメン屋なんてあったっけ?
かといって、看板を見ても分かる通り特段の新店っぽいネオンビカビカ~とか、でっかい看板とかがあるわけでもなし。もっといえば、看板やのれんから醸し出される雰囲気、どう見てもたこ焼き屋さん。これが店名の由来なのか定かではありませんが、この『ラーメンまがり』さん、お好み焼き屋さんのスペースを間借りしたラーメン屋さんというわけです。
店内もいい感じに昔ながらのお好み焼き屋さん。
メニューなんかもう、今回はラーメンを食べに来ているものの粉もののメニューの方が多いくらいです。
このお店ではラーメン片手にお好み焼きとたこ焼きが食べられるという夢のようなお店のようです。
営業時間・定休日・駐車場など
営業時間:11:00~14:00(L.O.14:00)17:00~22:00(L.O.21:30)
定休日 :月曜日
駐車場 :あり。店舗前に1台、道路を挟んだ向かい側にも数台分あるそうです。
住 所:〒619-0214 京都府木津川市川原田33
決済方法:現金・クレジットカード
ラーメン屋にしては珍しくクレジットカードが使えるお店。というより、お好み焼き屋兼居酒屋というのが本来のスタイルだからということなのでしょう。
メニュー・味など
やはり基本はお好み焼き・たこ焼き
先程のメニュー再掲です。やはり前身というか今でもこのお店の母体はお好み・たこ焼き。これは一部ですが、オーソドックスなものからオリジナリティの感じるものまで様々揃っています。テイクアウトコーナーもあって、お客さんの声が常に聞こえてくるほどの人気店。
ラーメンのメニューは2種類
ここのラーメンは個性的な2種、貝塩ラーメンと担々麺が取り揃えられています。
それぞれにチャーシュー麺があり、それぞれの特徴を捉えたトッピングもあり。
マストのトッピングはこの炙りチャーシュー。チャーシューはなんとその場で炙り、丼にトッピングしてくれるライブクッキング形式。肉と脂が焼け、焦げ目のつく香りが立ち込めます。ここらへんはさすが鉄板焼きのお店といったところでしょうか。
貝塩ラーメンは単純な様で奥深い
貝塩ラーメンです。貝出汁って美味しいですよね、でも味がそれだけで完成してしまうので、貝出汁を使ったなにかって意外と難しかったりもします。
他の具と違い貝は入れれば入れるほどそれ自体が出汁を生じるため、増量版は貝だけでなく貝出汁も増量版ということになります。
麺は細めんのストレート、スルスルと食べすすめるには確かにあっさりスープとの相性は抜群、ですが特筆すべきはやはりこのスープ。
見た目には貝=アサリ出汁ということになりそうですが、スープには他にも牡蠣、ホタテからも採った三種の出汁の混合スープ。これだけ美味しいけど自己主張の強い出汁ばっかり入れてよくわからない味になりそうですが、 それが見事にまとまっています。
担々麺は辛さ控えめで癖になる味
こちらはもう一つの担々麺。胡麻濃度4.5倍という味の想像のつかない豪華版もあったんですが、今回はノーマル版をチョイス。マストトッピングの炙りチャーシューつき。
麺に絡みつくこってり感、に反してそんなにくどくないごま風味ノーマルでも十分に感じる事ができる粉砕ゴマの香りが食べている間中ずっと感じながら食べることが出来ます。真ん中の辛味噌を混ぜなければ、担々麺という割にそんなに辛くもない万人に優しい味です。徐々に絡めていくもよし、初めから混ぜていくもよし。
さて、粘度の高いスープで楽しめるのがシメ飯、ここのおすすめは更にチーズトッピングをプラスしたチーズリゾット。ちなみにこちらもライブクッキング形式。
残ったスープの上にご飯、チーズが載せられ、その場でバーナーによって炙られ、焦げ目がつくとともにチーズが香れば完成。
ぐちゃぐちゃっと混ぜてご飯を丼のようにかきこめば、口いっぱいにチーズと胡麻と味噌とちょっとの辛みが混ざり合って、とても美味しいシメになります。
焼きおにぎり
ここはほぼお好み焼き屋さんなので炒飯などは、あるんですが
あるんかい☆
オーダー後に気づきました。
ここは鉄板を十二分に生かしてくれそうな焼きおにぎりをチョイス。
まず鉄板の上で焼いてもらえないのはちょっと残念でしたが、幼児がいるのでつけてもらっても困るので
なら言うなよ☆
香ばしいごま塩がトッピングされていて、このアクセントがいい具合に個性的で美味しい一品でした。
まとめ
今回はこれで以上です。
まあ正直ラーメン食べるのに鉄板囲みながらというのは抵抗があるという意見も少なからずあるようですが、そこは逆転の発想で
- 鉄板焼を食べながらシメのラーメンが同じ店で味わえる
- ラーメンのおかずに鉄板焼が食べられる
こんなふうに考えると一石二鳥なお店と言えるかもしれません。
両方うっすいニーズやな☆
二種ともここでしか食べれないようなオリジナリティに溢れるラーメンなので、是非細かい事は置いといて一度食べてみることをおすすめします。