今回ご紹介するのは京都市にある何気ない中華そば屋さん『三興飯店』。店の佇まいは、昔、商店街を歩いてたら一つは見たなと思わせる一見何でもない中華そば屋さん。
ですが、そんな何でもない中華そば屋さんも、当然更なる高みを目指し進化を続けていたのでした。その美味しさの源泉はあごだし。
つまり、昔ながらの中華そば+あごだし=昔ながらの美味しいラーメン
という方程式を見事に実現したラーメン屋と言えます。
変にかしこぶっても元の脳みその能力は変わらんよ?
では今回は、そんな今昔ハイブリッドラーメン『三興飯店』にお邪魔します。
外観・内装
お店は京都市内烏丸通九条南東角にこのお店はあります。目印はでっかいジョー〇ン。
ここは警備員が居るので、駐車場の目的外利用は止めましょう。
立ってなくてもあかんねよ??
勿論僕はそんなことしてません、一応の注意です。
お店の外観はこんな感じ、どうでしょう、どこかしら懐かしい感じがしませんか。僕の昭和のラーメン屋がこんなイメージです。
内装も不潔感を感じない適度に色褪せたカウンターとテーブル、ノスタルジーを感じる店内に席は合計20程度でしょうか、平日にも関わらずお客さんがちらほらと入店してきます。一時に大挙する感じではないので、待ち時間は考えずによさそう。
メニュー・味
メニューです。ラーメンはノーマル、博多、牛すじ、味噌の四種。内、あご出汁が活きているのはノーマルの物のようです。
個人的に味噌ラーメンが好みで、牛すじも魅力的。ここは
あご出汁のノーマルラーメンをチョイス。
フェイクイラナイヨ(゚Д゚)
まずは麺を一口、口当たりの柔らかいすっきりした醤油に深みのある味わいがプラスされていてビックリするくらい美味しいです。あご=トビウオなので、魚介系スープなのかと思ってたんですが、魚介特有の味・香りはほぼ(というかまったく)なし。
ひたすら旨味だけが醤油ベースのスープに活かされ、あっさりしているのにしっかりとスープの味を感じることが出来ます。コクは多分背脂が一役買っているんでしょう。
ラーメンが来てから気づきました、お店の推奨は背脂たっぷりのようです。因みに↑の画像は麺固め、ネギ多め、背脂普通です。ただ個人的には淡麗スープを最後まで味わいたいので、背脂は普通で逆に良かったかと思います。(スープは全部飲む前提です。)
死ぬで?
玉ねぎスライス頑張って食べます、血液サラサラ。
チャーハンです、お腹空いてたので今回はセット+100円でノーマルサイズに。
いわゆる家で作った系と呼ばれるチャーハンです。こちらはホンマに昔の味そのまんまという気がします。
アクセス
- 営業時間:11時30分~14時00分、17時30分~22時00分
- 定休日:日曜日・月曜日
- 駐車場:なし
- 住 所:〒601-8041 京都府京都市南区東九条南烏丸町
電車の場合:京都市営地下鉄九条駅徒歩3分。(地上出てすぐ)
車の場合 :京都市九条烏丸交差点南東角。
駐車場はありませんが、正味アクセスは抜群。
まとめ
今回はこれで以上です。
見た目で判断するとあかんな(←失礼)を顕著に感じたお昼ご飯になりました。
昔ながらの中華そばというんでしょうか、醤油ベースのあっさりしたラーメンで胡椒かけて食べるやつ。あれをそのまま旨味だけぐぐっと凝縮したような感じです。あの懐かしい味が好きな方はきっと気に入るかと、一度試してみて下さい。