今回ご紹介するのは京豆腐吉田です。
京都に来て高級料亭で、落ち着いたお庭を眺めながら冷酒を。。
冷酒関係なくない??
そんな京懐石といえば、お高~いイメージが付きまとうのが常ですが、出てくる内容と言えば豆腐、湯葉、ここら辺の超高級なものが出てくるというのが大方のイメージではないでしょうか。
京都のお豆腐というのはそれだけでブランドらしく、スーパーのお豆腐と比べればそりゃ高い、でも料亭行って諭吉さん払いながら豆腐つつくのと比べたら?まして女の子呼んで二人で食べれば?倍率ドン!さらに倍。
倍率おかしくない??
という訳で今回は、値段はちょっと高い位、味は料亭とそん色なし。そんな魅惑の京豆腐を提供してくれるお店『吉田豆腐』にお邪魔します。
どんなお店?
京都は右京区、妙心寺の近所にあるこじんまりとした商店街にこのお店はあります。一見すると昔から見る普通のお豆腐屋さん。けどお豆腐は普通じゃなかった。
第1回近畿地区で一番旨い豆腐を決める品評会in京都
タイトル長い。。
長いですが、どんな品評会は表題のまんまのようです。ここで主力商品の『はんざ』は金賞を受賞。賞におもねるつもりも肩書で判断するつもりもないですが、僕が勝手に美味しいと思ってるわけでないことは確かなようです。
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一番おいしいお豆腐は?
あくまでもお豆腐屋さんなので、豆腐他色んな大豆製品が並んでいます。
その中で一際異彩を放つのが『はんざ』。絹ごし豆腐部門で金賞取ったのもこの商品ですが、一丁420円。実にスーパーの4倍のお値段がしますが、値段分は味でカバーしてる商品です。営業妨害になるのでどことは言うなと言われましたが
懐石用に卸されている豆腐そのまんまです。
懐石料理食べたら諭吉さん単位で旅立つこともしばしばですが、ここの豆腐を使って冷ややっこを作れば懐石の冷ややっこが、湯豆腐作れば料亭の湯豆腐が420円で食べれます。高いですか?いや、むしろ安い。
懐石は豆腐ばっか出てくるわけやないんやで?
雰囲気も込みで楽しむのも一興ですが、京懐石はお高い。。なので、しっかり味を楽しみたい時は卸を押さえようという算段です。
いざ実食
はんざです、割とお世話になってます。
やったらあかん事
・麻婆豆腐
・スンドゥブチゲ
もう香辛料の香りしかしません。
という訳でやはり、ここはシンプルに冷ややっこでいってみましょう。ネギは香りが強いので敢えて鰹節のみ。
あると思ったら冷蔵庫になかったんよね★
豆腐とムースここら辺の良い所を凝縮した、そんな感じです。箸で持つとしっかりと感触があるのに、口に入れると泡の様に溶ける食感、大豆の芳醇な香り。『豆腐って甘いんですね』が感じられます。
十割蕎麦なんかでたまに『一口目は塩で食べてみて下さい』と同様、醤油なしでも十分味が感じられるので、ぜひ一口目はそのまま食べてもらいたい一品です。
アクセスなど
- 住 所:〒616-8051 京都府京都市右京区花園巽南町11−7
- 駐車場:なし
丸太町通を妙心寺手前から東へ木辻通を上がるとすぐ。
まとめ
今回はこれで以上です。京懐石って結構雰囲気で楽しむ部分が大きくて、肝心の味って意外と覚えてない事すら多いんですが、純粋に楽しみたいなら自宅や宿泊先でゆっくり食べるのもありです。妙心寺さんが近いのでお近く観光の際はぜひ立ち寄ってみて下さい。好きなお豆腐屋さんなんで褒めちぎりましたが一度食べてみればきっと美味しい!!そう思ってもらえる一品です。
合わせて飲みたい
お酒飲みはどうしても濃い味塩っ辛い味を求めてしまうんですが、そういう時にはこういうお酒もあり。
灘の酒造メーカーのお酒なんですが、にごりやけどそんなににごりにごりしていない
意味がわからん!!
にごりってどうしても甘いのが多いんですが、これはうすにごりっていうんでしょうか、にごりの甘味が控えめで発砲はしっかり感じられる個人的に好きな種類です。
ねぎをごま油で和えただけのシンプルなやつです。甘い、甘いお酒、辛い、をループすればずっと飲めます。