今回は和歌山にあるうどん・そば『大和本陣』さんのご紹介です。
うどん、といえば浮かんでくるのは飲んだ後ですよね?居酒屋で飲んで二次会行って、もうお腹は満腹なのに、なんか麺類食べたい。でもラーメンはちょっと重い、そんな時こそ、うどんが真価を発揮する時ではないでしょうか。
少数意見を万人のものかのように言うのはお控え下さい♪
今回ご紹介するのはそんな飲み会の後に利用できるようなお店ではないんですが
だったら言うな★
何でもない素朴なロードサイドのお店なのに、提供されるうどんは絶品。
では、どんな味なんかとかそんなんも含めて、うどんそば本陣にお邪魔します。
外観・内装
場所は和歌山県橋本市、市内のフランチャイズ飲食はじめ大手商業スペースのほとんどがこの国道沿いに集中するこの市で、ご多分に漏れず道沿いに軒を連ねるこのお店。目印はこの大きくて赤い看板。
〇〇製麺系統の隆盛により、ロードサイドに讃岐うどん系のお店が溢れ返ったせいで、ロードサイドのうどん店=さぬきうどんのお店とつい勘違いしてしまいがちですが、讃岐うどんではないようです。
ちなみに香川県の知り合いに言わせれば『〇〇製麺』は讃岐うどんとちがうよ?との事です。僕も現地行ってわかりました、麺のコシと硬さは似ているようで全く異なるものという事と、だしの奥深さは言う通り全く別の料理と言って良いでしょう。
話がそれました、内装は真新しくお一人様用のカウンター席と、二人用の座敷席。座敷は長時間座ると胡坐掻いていても痺れてくるんですが、滞在30分程度であれば寛ぎやすく個人的に好きです。
調理風景です、作っているところを眺めながら自分の分が出てくるのを待てるので、待つ間も退屈しません。
メニュー・味
メニュー表です。おおよそ〇〇うどん・そばと名のつくものはあらかたそろっているように見えます。ぐる〇びなんかを見ていると天丼なんかも好評のようです。
今回のご訪問は既に4時を回り夕食なんか昼食なんかもよく分からない中、ようけ食べることも出来なかったので、メニューの中で一番豪華そうなものをチョイス。
即ち、天肉うどんです。
肉なの?!天ぷらなの??
その両方です、それが天肉うどん。
ベタなネタに私を使いやがって(# ゚Д゚)
肉うどんと天ぷらうどん、それはいわばうどん業界における高級ネタ両巨頭、それをわかりやすく同居させたのがこのうどんという訳です。
麺の感じです。下手くそです、すみません。コシはあるものの、硬いと感じる事はなく噛めばすぐに切れるので讃岐系ではないのかな?なんちゃって讃岐うどんのせいで、自分の中の讃岐うどん定義が崩れつつあります。
まずはだしを一口、あっさりしたシンプルな出汁なんですが、旨味がたっぷり。推測ですが、いりこ出汁でしょうか。昔よく見たはずなのに最近全く見かけなくなった出汁の感じが逆に新鮮味を感じます。
ここまで来て読者諸兄は『出汁が美味しい店で天ぷらと肉は台無しちゃうの?』とお考えの方も中にはいるんではないでしょうか。
全員やで?
ご心配には及びません、僕も頼んでからオーダー失敗した感にさいなまれました。
調子乗って慣れない贅沢するからやで♪
少しでも豪華そうな写真が撮れるかなって思っただけなんです。
ですが、天ぷらはカラッと肉は薄味ながら甘辛くどちらも自己主張が強くないので、出汁の味を台無しにすることなく堪能することが出来ました。天ぷらは多分良い油を使っているんだと思います。つまり、全くの杞憂やったという事ですね。
アクセス
- 営業時間:11時30分~15時00分、17時00分~20時00分
- 定休日:水曜日
- 駐車場:あり
- 住 所:〒637-0071 奈良県五條市二見1丁目5−19
車の場合:和歌山県橋本市、国道24号線二見一丁目交差点西へ
まとめ
今回はこれで以上です。
このお店、地元の人にも好評なお店らしく、食事時を敢えて外していったんですが、店内はほぼ満席。駐車場が道向かい両側に用意されているものの、ピークタイムには止めれない可能性もあります。
その代り、昼下がり~夕食時間までのアイドルタイムに休憩を設けていないお店なので、来店出来る確率を上げたい方は3時~5時におやつ目的で麺類単品を食べに行くのが賢い立ち回りの様な気がします。
あと、ベイスターズの四番筒香選手のサインとバットが飾ってありました。
横浜高校の印象が強いですが、出身はこの橋本市なんだとか。初耳ですが、眼福。