今回は京都ラーメンとして有名になったラーメンチェーン『天天有』のご紹介です。
京都を代表するラーメン屋と言えば、多少分かれるところかもしれませんが、大体の人がまず挙げるのが天下一品ではないでしょうか。木村社長と今はなきベッキーがコンビで出演していたあの棒読みのCMは、また違った意味でインパクト抜群。
死んでないし、最近復活して頑張ってはるし。大体、天天有関係ないし☆
首位に来る京都代表はさておき、次点に来るラーメン屋と言うと多くの人から上がるのが恐らくこの天天有かと思います。
今回は京都の老舗『天天有』さんにお邪魔します。
店舗概要
このラーメンチェーンの発祥は一乗寺。なんですが、一時から出店を急に始め、京都市内を中心にどんどんお店が。今は市内を中心に約10店舗程を展開するチェーン店に発展(滋賀・大阪1店含む)
ここの特徴は鶏白湯と言うか、鶏の白濁スープ
それを鶏白湯と呼ぶんやで☆
一線を画すると言いたかったんです。
この白濁スープがウリで、その売り文句は『三回食べたら病みつき』。
一度食べても普通に美味しいんですが、この赤い外観はもうお馴染みになりました。
今回お邪魔したのは葛野大路店。どのお店も大体共通してカウンター多めに設計されている辺り、一人・二人連れをメインターゲットにするお店の戦略性が見て取れます。
メニュー・味
メニューです。最近、ラーメンの種類が増えて、定番にこってりと黒、それにあっさり鶏塩を加えた4種を取り揃えています。セットメニューはお店によって多少の違いがあります。
今回はこってりを選択。定番より色味が濃いのが特徴。
一口食べて、はっきり鶏の甘味を感じることが出来る仕上がりになっています。京都ラーメンは示し合せたように使用する九条ネギがふんだんにトッピングされているのも特徴的。個人的見解として、濃さは定番<黒=こってりで、黒とこってりは味わいの違い、加えて濃さに物足りないときはラーメンダレも調味料の一つとして備え付けられているので、好みの味に調節は可能。
見た目から物凄い濃さを感じさせるのがこの炒飯。
実際の味わいはそれほどのこってり感はなく、しっとりと仕上げられた米と醤油の風味は、個人的にこっちの方が病みつきになりそうなおいしさです。
アクセス
京都市右京区内葛野大路通『高辻葛野大路』交差点北へ。駐車場多数あり。
まとめ
今回はこれで以上です。
チェーンの宿命ですが、このラーメンチェーンも美味しくない疑惑が伴う事でも有名なお店です。私見ですが、お店の作り手によるばらつきが若干激しい事が遠因かと判断しています。
あとは、甘いラーメンというのに抵抗がある人もいるようで、その2点を踏まえて素直にラーメンを楽しむ分には美味しく、問題なく楽しめるラーメン屋です。
所詮美味しいか美味しくないかを判断するのは本人次第なので、ただ、良く言って万人受け、悪く言えば尖るほどの先鋭さが失われたラーメン屋ではあるものの、『三回食べに来てね』というお店のコンセプトを考え合わせると、長く楽しんでもらえるよう作り込んだラーメンと言う意味では、この味は合致していると言えるかと思います。