今回は先日行ってきました『宇治市浄水場』見学会の時のご紹介です。
年に一度(2019年は6月9日)に宇治市の浄水場は一般公開され、各施設が開放されるというイベントがありました。
普段何気なく飲んでいる水を飲めるものに変えてくれる施設という事で、子供の社会科見学がてらお邪魔してきましたので今回はそのレポートです。
施設概要
施設は宇治市にあります。
当然よね☆
宇治市に限らず京都の水源は滋賀県、よく滋賀県は京都への殺し文句に使う『琵琶湖の水止め(ry』などのお話がありますが、水源管理や貯水施設などは全て京都側にあり、実情滋賀県は何もできないのが現状です、京都府大勝利。
ここはその水源の一つ、天ヶ瀬ダムを経由した水を浄化して宇治市一帯に届けてくれているありがたい施設です。
各所見学
例年6月なのか、午前中は雨に見舞われたものの逆にあじさいが色鮮やかに映えて、とても綺麗、少なくとも今年は花暦とも一致した見学会日和でした。
浄水場内は水の浄化過程に沿って順路が掲げられています。こんな感じで。
小学生には少し早いのか退屈しないように随所にお菓子を配るコーナーが設置されているほか、スタンプラリーなんかも開催されています。子供の扱いにかなり慣れているとみました。
と言うのも、個人的に上水道施設って好きなので(下水処理場はもっと好き)
変態か☆
あまり気にならなかったですが、一般的な小学生にはちょっと退屈なようです。そう、ここは正に大人の社会見学の場。
わざと誤解されそうな表現を使うな☆
例えばこれ。天ケ瀬ダムから水を引いてくるための巨大なポンプとか。
薬品沈殿池とか。中でフィンのようなものがまだまだ汚れている(見た目には綺麗なんですが)水と薬品を混ぜ合わせ、汚れを大きな塊にして文字通り沈殿させる工程を行っています。
こういう大きな施設って
見ているだけで興奮しませんか?
僕の意見が決して少数派でない事は、周りのお父さん方を見ていても似たような感じの人が少なくない事からも立証されます。そう、ここは子供の社会勉強の為と称して大人が楽しむための遊戯場なのです。
ろ過沈殿池と中に敷かれたろ過砂。実際にはろ過の役割はこの砂部分が殆どを担っていて、下の粒の粗い部分は砂が流れ出さないようにせき止める役目で敷かれているんだとか。
程よく子供を飽きさせないための配管組み立てコーナー。
あと、浄水場は水を送る施設だからなのか、たまたまなのか高台に作られています。
その為、その施設棟の屋上からは宇治市の街並みを一望できる密かなビュースポットだったりもします。
お土産がやたらもらえます
一般公開だけあって、施設内はお祭りムードにあふれ、施設提供企業によるヨーヨー釣りや輪投げなんかも出ています。ありがたいというかなんというかこれらの遊び場は全て無料、無料どころかお土産まで貰えます。しかもそこまで非人道的な対応でもしない限り遊び放題のようです。
施設見学のコースにも随所にお菓子を配るコーナーなどが配備されていて、大人がゆっくり見学できるよう子供が施設に興味を持ってくれるように配慮がなされています。スタンプラリーで景品のサランラップを貰い、ボールペンを貰い、お菓子のつかみ取りをさせて貰い、帰る頃にはそこそこのバッグがいっぱいになるほどの生活用品とお菓子が貰える謎のイベントでもあります。
アクセス
- 住 所:〒611-0021 京都府宇治市宇治下居64
- 駐車場:あり
宇治市役所を山手(東方面)へ。駐車場有り。
まとめ
今回はこれで以上です。
普段一般開放されている施設でないだけに内部の見学は、それこそ小中学生の社会科見学でもないと縁遠い場所かもしれませんが、宇治市に限らず各市町村のこういった公共施設は広報活動を兼ねた公開イベントは時折催されているようです。
一概にどの季節に多いとかそういった季節柄のようなものがないので、直接問い合わせてみるか、こまめに電柱の陰から施設を見守り、開放日があるかないか、確認するしかありません。
年に早々何回もあるイベントでもないので、ちょっと面倒ですが積極的に参加してみて下さい、きっと知ってるつもりでも知らない新しい発見がある事と思います。