今回は宮津天橋立に新しく出来た『ととまーと』のご紹介です。
天橋立と言えば、天橋立と魚介。
地名じゃなくて、陸繋ぎの砂洲の事が言いたかったんです。観光は天橋立、今回は食べる方でお勧めスポットが見つかったのでそちらをご紹介。では、今回は何がお勧めなんかも含め宮津天橋立『ととまーと』にお邪魔します。
ととまーとって?
簡単に言うと、宮津市内に新しくできた複合飲食スペースです。宮津は天橋立の南北に広がる市で、観光地なのでどうしてもその橋立の接合部に観光施設が集中しがちなんですが、ここはそこからは少し離れた位置にあり、海に面し海沿いには漁船が停泊する文字通り漁師町なんですが、そこに種々様々な合計6店が出店。
ご飯に、カフェにお土産にと、色んなシーンに使える2018年11月21日にオープンしたばかりの複合施設です。
外観・内装
宮津市の天橋立を囲む半島の南側にこのお店はあります。天橋立南端から少し離れた位置にあって、駐車場も無料のものが多数用意されているのでスペースに困る事はなさそう。
中は合計6店舗とその中心に飲食用スペースが設けられていて、一つのお店でも複数のお店からもオーダーしても一緒に食べられる仕組み。
メニュー・味
宮漁水産
色んなお店があるので、まずはメインディッシュから。
ここは、取れたての魚介を買う事も出来、刺身なら調理もしてくれるお店です。
旬(並んでるんで多分旬でしょう。)の魚介がずらり。しかも安い。その上、刺身程度の加工は無料という事なので更に安い。
残念ながら焼くのは出来ないという事なので、鯖なんかは持って帰るしかないですが、刺身OKな大抵のものはその場で食べることが出来ます。
今回は、さごし(半身)とかんぱちをお願いしました、お任せした結果、かんぱちは刺身、さごしが炙りで来ました。量ですよ、量。これで900円です、税込。
かんぱちは醤油で、さごしはポン酢で。両方とも、このマートで取り扱いされている醤油とポン酢でご提供を頂きました、気に入ったら買ってねとの事。
味は、言うまでもないでしょう。ここまでお膳が揃っていて美味しくない筈がない。かんぱちは身がぷりぷり、さごしは炙りと塩の振り加減が絶妙。一つだけ要望をだすとすれば白ご飯メニューに足してほしい、フツーの白ご飯。
KANEMASU7
響きで勝手に判断しましたが、もしかしたら7KANEMASUかもしれません。
このお店のウリは、一刻干し。一刻干しというのは、半生の魚介を一夜干しにしたもので、今回たまたま全部イカですが、日替わりで色んなものが取扱いされるんだとか。
へしこの焼きおにぎり。中身がへしこなんかと思いきや、上に練ったものをのっける形式。
伸子いか、ホタルイカより若干サイズ大きめのいか。干し物で結構人気高いですよね。
さざえに細かい説明は不要でしょう。
京都丹後社中
『社中』というのは、会社など集団の中で一番最小単位を指す言葉だそうです。名が知れたもので坂本龍馬が作った『亀山社中』がありますね。
この京都丹後社中は、『出汁』をコンセプトにした様々な土産物品を取り扱うお店。
隣店の宮漁水産で提供頂いた醤油・ポン酢の取り扱いもここ。
出汁は試飲できます。香り高いさわらとかつおのだしパック、湯で戻しただけでも美味しく頂ける不思議な一品。
レストラン漁連
海鮮丼・定食とお土産のお店です。今回はほか2店にお世話になったので、実食はありませんが、しっかりとご飯を食べたい時に利用するお店です。
お土産屋さんも品数・バリエーションとも豊富。
ととカフェ
食後のコーヒーや、デザートはいかがですか?のポジション。スイーツとジェラートが売りの様なので、お世話になるのは主に夏でしょうか。
アクセス
- 営業時間:9時00分~18時00分
- 定休日:火曜日
- 駐車場:あり
- 住 所:〒626-0003 京都府宮津市漁師1775番地の25
車の場合 :国道176号線を天橋立方面へ、西宮津公園手前。
駐車場は軽く2,30台は確保されているので、よっぽどの繁忙期でもなければ止めるのに苦労はなさそうです。
まとめ
今回はこれで以上です。
まだオープンしたてで、各店とも探り探りの感があります、次回訪問時と様相が変わっているかもしれませんが、何よりお手頃、海鮮を食べたいけど、何かちょっと観光価格やな、と思えてしまうと二の足を踏んでしまう、そんな人はここに一度来てみて下さい。『あれ?ちょっと安いかも?』と思えるかと思います。