今回ご紹介するのは『カステラの文明堂』です。
カステラってたまに食べるとおいしいですよね、スーパーのでも十分美味しいんですが、贈答品などでたま~にええとこのやつが棚に隠されているのを見つけ、勝手に食べて怒られたのはほろ苦い記憶です。
普段デパートでしか見ることがない文明堂ですが、京都に
なんでこんなところにあるの?
という文明堂がありますので、今回はそちらをご紹介。
店舗概要
カステラの文明堂は文字通り『カステラ』を主力製品にする日本を代表する洋菓子屋さん。長崎で創業明治33年(1900年)、実に100年以上営業されている老舗中の老舗です。大正11年に入り、東京へ進出しながらも、翌年の関東大震災で店を焼失し、再建後順調に店舗展開を進めていたんですが、今度は第二次世界大戦によって実質的な廃業に追いやられても尚、再建。現在都内を中心にデパート等に出店しています。
アクセス
- 営業時間:9時00分~17時30分
- 定休日:特になし
- 駐車場:あり
- 住 所:〒612-8393 京都府京都市伏見区下鳥羽渡瀬町128
京都市伏見区内国道一号線『丹波橋通』一本南筋を東へ。
目印があまりなくて、すみません。
伏見店は京都市伏見区、京都市内の大動脈国道1号線を少し外れた辺りに位置し、南には酒処らしく宝酒造の工場をはじめ、色んな工場やビルに囲まれる中ひっそりと建つ様は、文字通りなんでこんなとこに?
お店のラインナップ
メインはやっぱりカステラ
お店はそれほど広くはないんですが、そんな中に贈答用から自宅用まで色んな商品が所せましと並べられています。
文明堂と言えば『カステラ』なんですが、カステラ一つとっても色んな種類があり、カステラ以外のものも色々と並んでいて、見ているだけでも結構楽しい。
そんな買う物に迷う文明堂ですが、この伏見店ならではっぽい一押しがこれ。
切落しカステラ。推察するにおっきく作ったカステラの端っこ。いわゆるB級品と推察します。B品でも味は同じ、いやむしろこっちの方が美味しいと思えるくらいです。
ご飯のお焦げとかもんじゃのがりがりしたやつが美味しいのと同じ原理ですね。
今さら繕うべき体面など皆無です。
苺シリーズ
たまにキャンペーンなのか、限定コーナーが設置されている事があります。
ちょっと前にやっていたのが、苺コーナー。もう全部ピンク。
桜シリーズ
桜味というか、桜の和菓子ってたまに見ますよね何味かいまいちわからない
けど、買ってみました。
食べてみた
個人的お勧め商品を交えて食べてみた感想です。
まず、カステラ。さっきの切り落とししか買った事ないんですが、味に間違いはありません。どちらかといえばふんわりとした感じが特徴で甘く、軽やか。
次にどら焼き。こちらでは『さんどら』といいます。
ここのさんどらって個人的にかなりお勧めやったりします。生地が特に美味しい、一言でいうとカステラなんですよね。ふわっふわ。中の餡も甘いけどしつこくなくて2,3個なら家に置いておくとすぐ蒸発します。
まとめ
今回はこれで以上です。
贈答用の定番、と聞けば何だか敷居が高い、縁の遠い感じがしますけど、お家で楽しむ用も用意されています。 一度行ってみるときっとお高いイメージが払しょくされて、親近感が沸くと思いますよ。