今回は大阪にある『柴籬神社』のご紹介です。
第18代反正天皇(はんぜいてんのう)をご祭神としてお祀りする神社なんですが、ここは世にも珍しい歯のご利益がある神社としても有名な神社です。
では、今回は歯が悪い人、歯並びが悪い人のための柴籬神社に一礼。
神社概要
この神社は大阪府松原市にあります。もとはここ都やったんです。嘘やありません。
普段から嘘ばっかついてるから信用がないんやで☆
反正天皇の皇居跡にあたるこの地には約5年間都が置かれました。その後創建は5世紀第24代仁賢天皇の頃とされています。
その後、第56代清和天皇の頃には、宝幣を給わり、1351年には足利直義が祈願参詣したり、また井原西鶴が再三参詣して、狂歌を数々残したりと歴史の各一ページで身分問わず色んな人から厚い信仰を受けていた由緒も歴史もある神社です。
第18代反正天皇は身の丈9尺2寸半(3.04m)という八村君もびっくりの小型進撃の巨人サイズで、生まれながらにして歯が生えていて、しかもその歯並びは見事だったという事から別名『瑞歯別尊』と呼ばれていたことに由来するそうです☆
境内散策
拝殿・ご本殿
境内は割とこじんまりとしていますが、鳥居をくぐり、まっすぐ進んだ最奥にあるのが、拝殿、そしてご本殿です。
拝殿手前には盛砂があり、良い感じに神域の雰囲気が。
歯神社(はがみしゃ)
世にも珍しい歯の健康を祈願する歯 磨き面がある歯神社です。歯の健康は体の健康に通ずるとして、厚く信仰されているんだそうです。
まず、上面の歯右を、次に反対側を指で触って、歯の健康を祈願します。
御朱印
御朱印は社務所にていただけます。『反正天皇柴離宮社』というので、真ん中にあるのは柴籬神社ではなく柴離宮の文字が。
アクセス
- 住 所:〒580-0016 大阪府松原市上田7丁目12−22
- 駐車場:あり。
大阪府松原市内阪和自動車道側道『西大塚2丁目』交差点西へ。境内駐車場有り。
まとめ
今回はこれで以上です。
旧社格でいうところの村社という地元の人に親しまれる氏神様のような扱いがされているものの、第18代反正天皇はその伝承される容姿もさることながら色々と謎と魅力に包まれた方です。近くにお越しの際は是非ご参詣下さい。そしてその際は是非合わせて反正天皇陵、方違神社と、反正天皇セットをご一緒に周られるのが個人的お勧めです。