こんにちわ、今回ご紹介するのは柿の葉寿司たなかです。
先日、柿の葉寿司のやまとをご紹介しましたが、店舗展開では双璧を成すもう一つの柿の葉寿司チェーン、それがたなかです。
どっちが美味しいかというとどっちも美味しくて、そこからは好みと考える為、深い言及は避けますが、今回は柿の葉寿司第二段、たなかにお邪魔します。
店舗概要
柿の葉寿司たなかの創業は明治時代。大工の棟梁だった創業者は職人を抱えていてその賄い飯として作られたのが『たなか』の柿の葉寿司の始まりです。
『味は心』美味しくても心が籠ってなければいけない、それをコンセプトとしているそうで、柿の葉寿司の保存の知恵・調理技術を随所に生かしつつ、伝統の味を守りながら革新を続けていく本店を置く五條市を代表するお店である事を目標としているとの事。
近畿のほか各所大都市を中心に50店舗以上を展開する一大チェーンで、店舗展開数ならトップクラスと言えます。
デパートの中に東京や大阪なら結構入居しているので、見かけた方も多いのでは?
今回お邪魔したのは、和歌山の橋本店。実はここ、先日ご紹介したやまと橋本店のお隣。やはり仲悪いのか、それともお互い相乗効果狙いなのか。
柿の葉寿司はやはり少し高級感を売りにしている部分もあるので、店内は落ち着いた雰囲気に包まれています。
メニュー・味
店内には、贈答用の木箱入りから気軽に楽しめる紙箱入り、柿の葉寿司とは違うんですが、変わり寿司のセットまで色んなものが揃えられています。
柿の葉寿司の基本メニューは鯖と鮭ですが、たなかではスタンダードメニューにもう一種類、鯛もラインナップ。全体的に塩を心持よく効かせているのが特徴で、かつ酢飯もネタも酢じめの丁寧さが光っていて、お酒のお供としてもGood。
あと、柿の葉にくるまれているので、外観上どれがどれかわからないんですが、こちらのはちゃんと上に紙が添えられていて、どれがどれかわかるようにしてあります、地味ですがこういうきめ細やかな心遣いが嬉しい。柿の葉寿司は保存食の一種とはいえ、防腐剤使用は一切ないそうで、買った翌日中には食べるようにという事でした。
『柿の葉寿司』というのは柿の葉にくるんであるから柿の葉寿司という訳で。
知ってる☆
『五条楽』という商品は柿の葉にくるんでいないので、厳密にいうと柿の葉寿司に含まれない商品で、こちらはもう『当日中に召しあがって下さい』という事でしたが、一目でわかるものからぱっと見ではよく分からないものまで、バラエティに富んでいます。
左からシソの葉にくるんだ梅、糊の中に挟んだ奈良漬け、卵の薄焼きでくるんだ山菜ごはん、サーモン、あさりのしぐれ煮かな?のおぼろ昆布巻、あなご。食べかけですみません、中見えないと分からないものだけ追加で掲載。
高級すしではなかなか出てこなさそう(といっても行ったことないけど)な変わり寿司ばかりですが、どれも上品な味わいでぺろりと平らげてしまえます。
まとめ
今回はこれで以上です。
私見ですが、たなかはほかに比べ若干塩気が強く、僕の様にお酒のお供に柿の葉寿司を、と言う人向きかもしれません。
奈良県の柿の葉寿司店は店舗展開を広げている有名店だけでもたなかのほか、やまと、平宗、ゐざさ、柿千。複数店舗展開をしていないお店も含めるとそれこそきりがない位あります。全部制覇を考えると大変ですが、個人的にご訪問する機会が多いので、少しずつ開拓していければと模索中です。