今回は和歌山県の柿の葉寿司の名店の一つ『ヤマト』をご紹介します。
和歌山と言えば?
みかんと梅干し!!
っていう人が大半かと思いますが
・・・(# ̄З ̄) ブツブツ
和歌山東部の奈良・和歌山県境地域は全国でも有数の産地で、甘くて大きい柿の代表格、富有柿の生産量は、奈良県が一位・和歌山県が4位。
今回の柿の葉寿司も柿の産地そのままに奈良・和歌山の両方で古くから親しまれていているお寿司です。全国的な知名度を誇っているのはやはり駅弁のお陰で、そのラインナップは恐らく鯖と鮭。
では、今回はそんな和歌山から全国へ発信された柿の葉寿司『ヤマト』にお邪魔します。
柿の葉ずしヤマト
柿の葉ずしヤマトは奈良県五條に本店を構える奈良・和歌山に計10店舗を展開する柿の葉寿司の名店です。創業40年の歴史ある柿の葉寿司の老舗で、柿の葉寿司と棒寿司を中心に近畿に根付く駅弁の雄と言ってよい存在でしょう。
奈良の野趣をひと包み | 柿の葉寿司の通販・お取り寄せなら「柿の葉ずしヤマト」
柿の葉ずしの源流は、奈良の大工達のまかない料理にあるようですが、駅弁として親しまれるようになったのは、その保存性によるものが大きいと思料します。柿の葉には殺菌作用があり、加えて寿司酢、鯖や鮭などを塩漬けにするその製法は、海から離れた地域でも、また持ち運びによる時間経過に対しても品質低下を抑えることが出来る事にあろうと考えます。
外観と品揃え
今回お邪魔したのは、ヤマト橋本店。京奈和自動車道の奈良・和歌山間の一部開通によって、俄然アクセスがよくなった和歌山市~橿原間。その橋本ICの乗り場手前にあります。大きな看板が出ているんですが逆光でまったくわかんないですよね、すみません。どうあがいても全然字が見えるように撮れなかったんです。
中は広々とした開放感溢れるスペースが広がっていて、高級感とじっくりと選ぶ時間のゆとりを与えてくれる空間を提供してくれます。
柿の葉寿司だけやないんやで
主力商品は柿の葉寿司と棒寿司なんですが、このお店では漬物からお菓子から、他の奈良・和歌山のお土産品がずらり。
柿の葉寿司に負けない位美味しいのが鯖の棒寿司です。
柿の葉寿司ラインナップ
柿の葉寿司でよく見る鯖と鮭は勿論、一種類ずつ限定ですが全部で7種類が揃えられています。なんだかんだ一番飽きがこないのは鮭と鯖なんですが、食べたことのない方はぜひこっちも。
食べてみた
で、僕も鯖と鮭以外食べた事なかったんで早速買ってみました。定番の他は、しいたけ、のどぐろ、あみえび、そぼろに鯛。白身は普通の寿司では割とみかけます、あとあみえびとそぼろ、それにしいたけはどんな感じでしょう。
総じて上品。味に飽きがこず食べ進められるのが柿の葉寿司の良い所ですが、その長所を崩すことなくしいたけ、あみえび、そぼろは甘く仕上げられていて、魚系と交互に食べる事で甘いのと塩っ気と良いローテーションを組むことが出来ます。この定番五種も一個ずつじゃなくて普通に売ってくれればいいのにと思わせるクオリティに仕上げられているので、食べたことのない方はぜひ一度ご賞味ください。
アクセス
車の場合:京奈和自動車道橋本IC南へ。
まとめ
今回はこれで以上です。
柿の葉寿司はヤマトのほか、たなか、平宗、ゐざさ、柿千など名店が多く、それぞれに違った特色があり、地元民に言わせればそれぞれの推し店舗まであるそうです。
お土産に贈答にうってつけの品なので、一度ご賞味頂いて自分の中でベストな柿の葉ずしを探すのも面白いかもしれません。
探してたらふるさと納税対応分もありましたので、まだ寄付額に余裕のある方はご検討ください。