今回は滋賀のお土産あれこれをご紹介します。
どこか買い物へ(ry
大体の方はお察しが付くと思いますが、この場合、女性が発する『どこか』とは『どこでもいいから』ではなく、概ね行先は既に決まっています。
という訳で、先日訪れたのは竜王アウトレット。アウトレットモール自体は全国にあって、もう今さら言った事のない人も少ないだろうし、行った事のない方は興味がない方だろうし、アウトレット自体の説明は割愛。
今回は竜王アウトレットに、沢山取り揃えられていた滋賀のご当地お土産をご紹介していきます。
滋賀県ってどんなとこ?
僕は京都在住なので滋賀はお隣さん、という訳でよく行きますが、滋賀のアイデンティティであり、誇りであり特徴でもあるのがやっぱり琵琶湖。
滋賀県の地図見てもらってもわかる通り、湖南地域と湖西地域の行き来は若干数の橋の地域を除き、琵琶湖を周回せざるを得ないという特異な土地です。
端的に言えば、
×滋賀に琵琶湖がある
〇琵琶湖の周りに滋賀がある
そんな場所です。
滋賀のご当地お土産あれこれ
よくよく考えたら、ご当地でないお土産ってないよなと気づいたのですが、もう今さらなので、このまま進みます。※以下、並びに深い意味はありません、
へしこ
厳密に言うとお隣、福井県の名産なんですが鯖街道という福井⇔京都を結ぶ鯖輸送の街道ががっつり滋賀も貫いている関係上、滋賀県内でも、さも名産品の様にして売られています。
僕は日本酒が好きです、というかお酒全般を愛してやまない典型的なおっさんな訳ですが、お酒好きは食べ物も『その食べ物がおいしいか』よりも『お酒と一緒なら美味しいか』または、『これはどんなお酒と合うか』が先に立つため、しばしば一般の方から食べ物の[…]
ざっくり言うと魚の糠漬け(ぬかづけ)です。その糠にまみれたそのフォルムから、グロ土産として賛否を別けるお土産品の一つ。味も塩を振った後、更に糠漬けにしているので更に好みの分かれる品ですが、お酒飲みに好かれる一品かと思います。
鮒ずし
滋賀県グロ土産筆頭の一つで、いわゆる熟れずしの一種です。
『寿し』と名前にありますが、見た目も味も寿司とは全く結びつきませんが、ふなを使った昔からあるこれも寿しの一種なんだそうです。
米と塩で魚を漬けて発酵したもので、僕が知る限りその臭いはかなり臭い。クサヤと同じですね、口に入れるまでが地獄、口の中にほおり込んでしまえば割と美味しい、そんな感じの不思議な食べ物です。日本にはよくこんなどう見ても腐っているようにしか見えないものを口にする気になったのかと、最初に食べた人に感心します。
丁子麩
何かと言えば味噌汁とかおすましに入っているお麩の一種なんですが、変わった形をしています。『もなかです』と差し出せばちょっとしたいたずらも可能な気もします。
普通のお麩と比べて若干密度が濃いのが特徴。でも所詮お麩なので、基本は汁物に使うんですが、予めふやかして使わないとめっちゃ水分を吸うので、普通に味噌汁を作るノリで浮かべてしまうと四角いゲル状の何かが出来るだけで一食分無駄になります。
あとは煮付けでも汁物でもお好きにどうぞ。
赤こんにゃく
滋賀のこんにゃくはこんなに卑猥だったりします。
赤さはどうしても辛さを想像してしまいがちではあるんですが、辛さ0です。というのも昔からそうらしいんですが、このこんにゃくの赤みは普通のこんにゃくを赤く染めるべくして作られるものだそうで、今でも三二酸化鉄という着色料を使用して色付けしているだけ、つまりこれはただ赤いこんにゃくです。
ただ、この見た目が赤さ、自己主張は抜群。
ただの筑前煮や里芋の煮物を作ってみてもこんな感じ。余すとこなく自己アピールを欠かさない食材です。
佃煮
滋賀は琵琶湖の恵みを余すところなく享受しているわけですが、それは水だけではありません。鮎・小鮎は勿論、もろこ、しじみなど色んなものが採れ、それを軒並み佃煮にしていきます。佃煮ってちょっと地味だなとか思う人、ご飯とインスタントの味噌汁しか家にない時に佃煮が常備されているかしないかで、食卓の心強さは全く違います。
滋賀のお土産処としては、『鮎家の郷』が大きくて有名。漬物から地酒から、きんつばから色んなものが揃う穴場スポットだったりします。
ヨーグルトとかプリンとか
滋賀は一見湖ばっかりに思われがちですが、湖の周りには平野が広がり、更にその外側には山があります。その豊かな自然を利用した牧場も多くあります。牧場と言えばやっぱり牛乳は一杯採れるらしく、乳製品の取扱いも盛んやったりします。中でも美味しかったのがこれ。
地場のフルーツとプリン、両方自慢なら混ぜちゃえば良くね?と言う安直なシンプルな発想の基に誕生したのだろうこのプリン。
果物そのまんまの味がして
上品なフルーチェの様です。
まとめ
今回はこれで以上です。
当ブログでも滋賀はご近所の関係上よく紹介させてもらってますが、見どころもグルメもアクティビティも満載。夏は海に逝けばええってもんやないという海なし県ならではの楽しみ方を見出してくれる場所です。
春・秋は桜・紅葉、夏は琵琶湖で水遊び、冬はウィンタースポーツと季節問わず楽しめる場所なので、旅行先決めあぐねている方は候補にいかがでしょうか。