今回ご紹介するのは最近、支店が各所に進出しつつあるラーメン屋珍遊です。
このブログでも何度か触れている通り、京都のラーメンと言えば一条寺、一条寺と言えばラーメンと言えるほどラーメン屋のそれも名店と名高いお店ばかりが居並ぶ一種の名物通りになっています。一条寺界隈を『ラーメン』で検索するとこんな感じ。
ただ、ラーメン屋が多いだけでなく天下一品、魁力屋、天天有と、今や京都と言わず関西へ多数出店を増やす名店が多い正にラーメン屋激戦区と言える一角です。
今回のラーメン屋はその中でしのぎを削るラーメン屋でも歴史の古いラーメン屋珍遊です。ラーメン三回も言うてしまいました。
では、今回のラーメン屋珍遊に入店です。
外観・内装
東大路蔓殊院通交差点の南東角、焼き肉屋さん(この焼肉屋さんもかなりおいしいところなんですが)の隣にあるのが珍遊です。駐車場は南側のコインパーキングと提携されているようなので、車で南からアクセスの場合、見落とさないように注意です。
赤い暖簾の色褪せ具合が歴史深さを物語っている印象です。
内観はテーブルを端に三席、楕円卓状2卓にカウンター席が多数あるので、一人、または二人でカウンターなどで利用する分には混んでいてもそんなに待たされる心配はなさそう。中もかなり年季が入っている感触で、昔、というか脳裏に浮かぶ昭和のラーメン屋さんのイメージそのまんまを考えて貰えれば想像との乖離は少ないかと思います。
(悪口のつもりは一切ないですが)さっきから古い古い言うてますけど、それもそのはずこのラーメン屋、創業昭和25年。実に70年近くもの歴史があるという事なんですよね。勿論歴史の中で改装などはされているでしょうけど、内装から感じる歴史観は当たり前っちゃ当たり前という訳です。
メニュー・味など
ここのメニューはこんな感じ。トッピングも豊富ならラーメンの頼み方のバリエーションも豊富。定食の種類の多さもリピート時、飽きさせない辺り好感が持てます。
今回はラーメン(カタ、ねぎ普通、背脂多め)と炒飯の定食を選択。
いつもやんポカッ (._+ )☆\(-.-メ)
迷ったらとりあえずこのセットです、はい。
このラーメン、旨いです。今ではこの系のラーメンかなりオーソドックスになりました、来来亭の隆盛によるものと判断してます。(来来亭|ラーメン・飲茶の来来亭)
有名チェーンから個人店からほんとによく見るんですが、結構ある程度美味しいけど、とても美味しいというのはあんまりありません。ここのはその数少ないとても美味しい部類に入ります。ベースになる醤油のコクはそのままに、背脂のこってり感の他方、後味にくどさが残らない。こってりのええとこだけ残しつつ、嫌な部分を解消したラーメンです。
炒飯も負けず劣らず美味しいです、ゴロゴロっとしたチャーシューからいい味が染みて、炒飯の味にジューシーさをプラスしてくれます。
無論替え玉をプラス。
濃い味が平気という方で味に変化をつけたいという方はニンニクを絞り入れるのもありです。ただ、かなり味は濃くなってしまい、且つ当然ニンニク丸一個を絞り入れる訳なので午後から人と会う時は可能な限り避けた方が無難でしょう、人間性を疑われます。
アクセスその他
- 営業時間:11時00分~0時00分
- 定休日:特になし
- 駐車場:あり
- 住 所:〒612-0029 京都府京都市伏見区深草西浦町56−1 第一ビル 1F
電車の場合:叡山電鉄一条寺駅徒歩4分。
車の場合:東大路蔓殊院通り交差点南東角。
南側の同じ通り沿いにあるコインパーキングと提携しているそうなので、車の場合はこちらを使わせてもらいましょう。(この界隈、何故かコインパーキング超高いです。)