今回は岐阜・長野旅行の際にお邪魔した緑山荘さんのご紹介です。
今回の旅は岐阜高山~長野へ歩を進めたわけですが、色々と巡ったものの一番の目的はこちら。両脇にそびえる雪の壁『雪の回廊』。
期待が大きい時って肩すかしを食う事もしばしばあったりするんですが
どっちか下調べ全くせずに行くせいでもあるけどね☆
ここに関しては期待通りというか期待以上の場所でした。
さて、今回のお宿はその乗鞍岳へのアクセス良好なお宿という事で、チョイスしたお宿。では緑山荘にお邪魔します。
宿泊概要
このお宿は長野県にあります。長野と言っても乗鞍岳の中腹に拡がる高原地域なので、どこまで長野でどこから岐阜かわかんない場所です。
乗鞍岳スキー場が近いので、冬ならスキー、春~秋にかけて散策とシーズン通してアウトドア好きの集まる場所と言えます。この緑山荘のある界隈はペンション・民宿街になっていて、山合の一本道を通る都度ぽつぽつと可愛らしいペンションなどが目立ちます。そしてバックにはずっとこの絶景、目的にもよりますが、暑くなく寒くなく、散策には今ちょうどいいシーズンかもしれません。
今回一番の目的は上述の通り乗鞍岳雪の回廊だったわけですが、マイカー規制の関係上、専用のバスに乗らないといけません。
乗り場はここから車で5分。学校でいうところの予鈴鳴ってからダッシュしたら間に合ったの距離にある好立地なお宿です。
それ遅刻寸前を経験した人しかわからへんよ?
お風呂
お宿の立地ばっかり書いてますが、ここのお宿の魅力はこの温泉。下は貸切露天風呂の写真ですが、見事な乳白色。正にTHE温泉、と言った感じ。
ま、ものすごく臭いんですが。温泉って火山活動による副産物なので、ある種当たり前で、とんこつラーメンの店が吐しゃ物の臭いで充満しているのと同じ
最低の例えやな☆
要は慣れです、事実5分も浸っていればもう空気と同じように感じるようになります。
ご飯
山のご飯はあんま期待できない、そんな感じに思っている方いませんか?
あんたやん☆
僕は日本酒が出ればそれで万事OKです。
まあ正直冬とかは川でサーモンハントでもしてこない限りメインの食材が浮かびにくいかもしれないですが、さてどんな感じでしょう。
それ出来るの熊だけやしな☆
夕食
まずは夕食です。大きな食堂で宿泊客皆でご飯。家族経営なのか皆で入れ替わり立ち替わり給仕してくれます。
それ家でも飲んでるやつや☆
間違えました、今回の御品書きはこんな感じ。
気になるのは最後の一文
『山菜やきのこのほとんどは主人や若女将が採ってきています』
自家栽培はまあ聞きますが、自家採取は初めて。流石高原だけあります。
まずは前菜とお刺身。ほんまにサーモンが出てくると思っていませんでした。
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煮しめと肉料理。肉のブランドとかはわからないですが、とにかく柔らかくて美味しい、シンプルな味付けなのも個人的に好み。
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焼き物と天ぷら。ニジマスはやっぱり新鮮なもので、皮をパリッと。山菜の天ぷらはきっとその『自家採取』と言うやつでしょう。
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食事とは関係ありませんが、ここの若旦那?
超イケメンです。平時で既に超イケメンなのでゲレンデで見ると倍率ドンさらに倍になる事でしょう。あと気配りもよくしてくれて、僕が飲んだくれていたのでお味噌汁出すのを少し遅らせたりと、自分たちの手間を度外視した心遣いが地味に嬉しい瞬間もありました。
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延々飲み続けてその気配りをぶち壊したんやけどな☆
最後のデザートまで美味しく頂きました。
朝食
個人的なお話で恐縮ですが、朝は軽めでお願いします。起床から4時間は脳の80%は寝ています。
4時間経っても半分も動かないやん☆
さて、朝食。意外とシンプル、ご飯に味噌汁、魚に生卵とおよそ日本人の考える朝ごはんの王道中の王道と言ったところ。
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風呂ふき大根?山なので日中暑くても朝晩は結構冷えるので、温かいのが美味しかったりするんです。あと、ご飯三杯目です。やっぱりお宿の米は旨い。
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夜景
僕のここを選んだもう一つの理由がこれです。
ほんとは夏とか、冬とかなんかはもう空に砂撒いたんかいうくらい、星が見えて見えて鳥肌が立つくらい素晴らしいんですが、訪問した春でも十分堪能できました。
残念ながら僕の拙い写真技術で夜空の撮影は出来なかったので写真はありませんが、大体この界隈の各お宿が消灯していくのが21時です。徐々に暗闇が増していく周辺、頃合いを見計らって、夜な夜な千鳥足で入口から出てくる不審者。
京都なら逮捕ですがここ信州なら許されます。むしろロマンチストという称号まで貰えます。満天の星空を寝転びながら眺めつつ、日本酒啜るというのは最高の贅沢です。
⇓以下イメージ動画
アクセス
- 住 所:〒390-1520 長野県松本市安曇3936
- 駐車場:あり
長野県安曇野市内国道158号線『前川渡』交差点を乗鞍岳方面へ。
※岐阜県側から東進した場合、右折できない交差点。交差点をいったん松本市側へ抜けた後、Uターンする必要があります。
まとめ
今回はこれで以上です。
信州の山と言えばスキーと言う人が大半かもしれませんが、個人的には山の散策から花、雪の回廊から星空に至るまで春から秋にかけてというのが個人的なお勧めやったりします。
ぼっちでスキーはいけないからね☆
家族で、カップルで一度訪れてみて下さい。