今回ご紹介するのは滋賀県南草津のラーメン屋『豚骨屋 九州雄』です。
南草津は従前から近畿の大動脈国道一号線が走りロードサイドに飲食店が立ち並ぶ上、立命館大学の草津キャンパスが出来てから先、いよいよラーメン激戦区の様相を呈してきた一帯です。九州のラーメンといえば、色々種類があるもののやはりまず浮かんでくるのは博多豚骨ラーメンでしょう。特徴は細麺、替え玉、こってり、そして他に代えがたいあの臭いでしょう、正味臭い。でも、あの臭さこそ旨さの根源のような気がして最近の臭くない豚骨ラーメン屋さんに何となく物足りなさを感じるのも正直なところ。
変態なの??
まあ無いならないに越したことはないですが、今ではむしろ少なくなった豚骨臭ゴリゴリの九州ラーメン屋にお邪魔します。
外観・内装
滋賀県は草津市、南草津駅から立命館大学に続く通称ラーメンエリア。
まあ呼んでるのは僕だけですが。
あんただけかぃ!?
ラーメン屋が点在するので誇張ではないと思います。
看板に男も女もないと思いますが、ドイツ語風に男性名詞、女性名詞とつけるとすれば間違いなく男性名詞に類するだろうこの勇ましい看板。
意味が解らん!!
店内も敢えてなんでしょう、テーブル席にカウンター席。椅子はビール瓶入れるやつ。[rakuten:auc-toysanta:10160276:detail]
↑こういうやつ(売ってたことにもびっくりですが)
これの座面にクッション材を敷いたものが椅子代わり。不潔さはないですが、無骨さの演出がいかにも男性的というか雰囲気は漁師小屋。好みが分れそうな店内ですが、店主は自由にインテリアを楽しんでいるようなのでこれでよいのでしょう。
メニュー・味
メニューです。ラーメンは大きく2種。色々ツッコミどころがあるメニューなんですが、全体的に手作り感満載、可愛らしくて好感が持てます。あと、店員のおねーさんが超美人です。
多分店主の奥さんですが。残念。
おっさんの卑猥な視線は迷惑防止条例に抵触します、お控え下さい♪
別にじろじろ見たりしてません、そんなには。
まず、博多ラーメンと久留米ラーメンがあるんですが、博多ラーメンに薄味とあります。博多ラーメンて濃厚の代名詞やと思ってました。
※九州人には常識なんでしょうが、僕ら他府県民が呼ぶ博多ラーメンって、濃厚さは久留米ラーメン、麺の細さ、固麺、替え玉前提のメニュー構成は博多ラーメンのハイブリッド形式なんだそうです。
あと替え玉の赤麺??更には家系豚骨???まだ何も食ってないですが、このお店の不思議ワールドは、既にお腹が半分くらい一杯にしてくれます。
まずは、ラーメン、こちらは久留米ラーメンの方です。スープは見た目通り濃厚『ガツン』の擬音語がしっくりくる濃さです。
チャーマヨご飯です。ものっそい濃厚に見えますが、ラーメンの濃厚さのせいもあってか、あっさりとすら感じます。
替え玉です。こちらは皿に盛られず、直接店主が丼に麺を投入してくれます。コンタクト直後の絵面がとてもシュールです。
アクセス
- 営業時間:11時00分~15時00分、18時00分~3時00分
- 定休日:水曜日
- 駐車場:あり
- 住 所:〒525-0059 滋賀県草津市野路7丁目19−12
国道一号線滋賀草津市内、南田山交差点を南東へ。
駐車場は店の横に数台ですが、確保されています。
まとめ
今回はこれで以上です。余りにインパクトが大きかったので、不思議系連呼してしまったので、もしかしたら読んでる人によっては悪く書いているように見えたかもしれないですが、普通に美味しく楽しく食べることが出来ました。とんこつ臭といってもそこまででもないので(主観ですが)あるべき豚骨ラーメンの姿を拝みたい方、ぜひ一度ご訪問下さい。