今回ご紹介するのは、京都市伏見にあるラーメン屋『門扇』です。
ここをお勧めとするのは2点、1点目はこのお店、ラーメン屋であってラーメン屋ではありません。
意味が解らん!!
正確に言うとここは複合飲食スペースとでもいう場所で、名前を伏見酒蔵小路と言います。日本酒バーカウンターからラーメンは勿論、串カツ、寿司、鉄板焼きなど計8店が軒を連ねる正に酒飲みのパラダイス。
酒飲みのおっさんのパラダイスやね♪
長い事京都住まいを続け、伏見にも幾度となく足を運んだ事もあった中、素通りを続けてしまった事もあってノーマークやった訳ですが、今回遂に足を踏み入れてみたという訳です。
では、今回はそんな酒飲みパラダイス(車やったんで飲んでないけど)伏見酒蔵小路『ラーメン門扇』にお邪魔します。
外観・内装
京都市は伏見区、酒蔵や坂本竜馬所縁の史跡がある大手筋商店街。西端の路地を一本入ったところに入口はあります。奥行きが広いので、何気ない商家のような小さい入口を見ると『え?ここ??』店間違ってないかちょっと心配になるほど。
中は入ってみてびっくりの異次元空間、パンフの通り縦に長~く8店舗がひしめき、それぞれに店の区分けもはっきりしない、イメージとしては、上品な屋台街。もう店内に一歩足を踏み入れただけで浮足立ってしまう素敵な空間です。
メニュー・味
メニュー表です。ここがおススメ理由の2点目。ラーメンの種類が酒粕ラーメン。
ラーメン業界広しといえど、酒粕ラーメンは酒処伏見ならでは。僕の存じている中では、ほかに一軒しかありません。
鶏ラーメンが定番ですが、ここは酒粕ラーメンをチョイス。すると、まず選択を迫られるのが、濃さ。アルコールは煮沸するので検出は(たぶん)大丈夫じゃないかなということでした。心配な方は車まで少しランニングでもすれば完璧でしょう。
次にチョイスするのが、お酒の種類。
乗るんなら飲んだらあかんよ?
飲む方じゃありません。
ここがこだわりポイント、酒粕の種類が選べるんです。ご訪問の度、ラーメンの種類×8種類の味の変化が楽しめるという訳です、日本酒パラダイスです。
一品料理も充実、お酒のアテっぽいのに寄ってる感はありますが、ラーメンを食べるまでの繋ぎとしては役目十分。
ラーメン、一見クリーミーな白湯スープに見えますが、実物はもっと粕汁っぽいお酒の香りと香ばしさに写真撮る前に食べてしまいそう。味は意外とあっさり纏められていて、こってりが苦手な方も結構するするっと食べることが出来そう。
今回酒粕は黄桜、サイドメニューは鶏皮餃子+ライスをチョイス。鳥皮餃子はたまに鶏肉惣菜店で見かけますが、美味しいものと美味しいもの、そのコラボは美味しいに決まってるやん?!を地で行きます。豚ミンチのジューシーな旨味と鶏皮の脂、胸焼けしそうにも思えるけれど、見事旨味のみのコラボが実現しているのはきっと素人では成しえない味の研究がなされているんだろうと思います。
当然の替え玉。
そして、今回ご飯小がセットについてくるので、投入してみました。〆が二度来たようで、幸せも二倍。
アクセス
- 営業時間:11時30分~22時30分
- 定休日:火曜日
- 駐車場:なし
- 住 所:〒612-8057 京都府京都市伏見区平野町82−2
電車の場合:近鉄桃山御陵駅徒歩7分。
他京阪、JRも近辺にあるので京都駅、四条駅からもアクセス可能。
まとめ
今回はこれで以上です。
京都市内に観光地がひしめいているので、意外とピックアップされにくいですが、伏見区も負けず劣らず。桃山御陵、御香宮、酒蔵、坂本龍馬の史跡と色んな名所があります。ですが、どこも一個一個歩き回る事になるので、是非ここを訪れる計画を考える際は一番最後に。
くれぐれも車で来ないでね♪
お酒好きな人特に、ここに車で来たらかなり、後悔すると思いますよ。
そう、僕のようにね。