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青い空と鳥居と馬見岡綿向神社(うまみおかわたむきじんじゃ)

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最近サウナいらないですね、でも晴れの日が続くという事はそれだけ観光が捗るという事です。正味お茶ペットを3本飲みほしてもまだ足らず、文字通りサウナ行く必要がないくらい汗を掻きながらも、誰に拘束されることなく神社を巡れるこの二日、本当に幸せでした。

今回は、そんな滋賀紀行第一弾、馬見岡綿向神社のご紹介です。噛まずに読むのが一苦労なこの神社ですが、昔この地(というかここら一帯)領主やった蒲生氏によって庇護され、開運出世の神様として地域の信仰を集めてきた神社なんやそうです。
場所は滋賀県蒲生郡日野町、滋賀県八日市市から少し南に下がったあたりで、ブルーメの丘があるほかは、一面のどかな田舎の風景、というか昔の家々がそのままに残されている、さながら保存地域または美観地域のような街です。

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では、今回は開運出世の旅として、馬見岡綿向神社に一礼。

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先入観なのか何なのか、神社の入口と言えば鳥居とばっかり思っていたんですが、最近この縄が入口に敷かれているところに縁があります、勧請縄というそうです。

境内は遮蔽物もなく一面に芝生、そして正面の大鳥居、更にこの一面の青空!!

落ち着けヘ(。。ヘ)☆パシッヽ(^^;)

まあどこに行っても曇りより晴れの方がイイに決まってますが、木々をバックに、芝生と鳥居と、人工物なのに自然の風景を見ているかのように楽しめる境内は芝生敷のところならではかなと思います。

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因みに京都で同じ条件のところはここ。正面の鳥居まで来るとこんな感じ。

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奥に見える太鼓橋は現在渡れなくしてあるようです。

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この橋の下を流れる川のせせらぎは一時の涼を与えてくれます、暑いのは暑いんですがね、気分のお話です。

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ご拝殿と

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その奥のご本殿。

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朱色に塗られた二体の狛犬から少し威圧感を覚えます。

御由緒書き。
こちらのご祭神は
天穂日命(あめのほひのみこと)
天夷鳥命(あめのひなどりのみこと)
武三熊大人命(たけみくまうしのみこと)

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の三神。元は545年、この神社よりずっと東の綿向山の頂上に祠を建てたのが始まりで、この地に移されたのはその後796年の事らしいです。以来、この地の氏神様として信仰を集め、戦国時代、この地の武将蒲生一族に厚く信仰され、その後この地で隆盛した日野商人の財力にも守られる形で今日この姿をとどめているとの事です。
今でも例大祭は盛大に行われ、11年に一度の式年遷宮も現在まで引き継がれている、地域の人にとっては正に生活の一部というべき神社です。

御朱印も頂きました。

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少し若い感じの宮司様は一文字一文字を丁寧に書いて下さり、とても思い出深い一筆になりました。
この神社のご利益は、先の通り開運出世、養蚕の神様。
本殿脇にはこの堂々たる猪の像。

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猪はこの神社の前身綿向山頂の地に導いた神様と崇められているそうです。

その奥にある榊御前社。

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本殿の奥は抜けられるようになっていて、碑のようなものが建てられていました。
塀に囲まれた外は木々に囲まれた中、一歩踏み入れたら少し雰囲気が変わるのを感じてもらえると思います。

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本殿をぐるりと反対側へ、御前桜。

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境内右手には池があります。池の真ん中には池之社・出雲神社が。

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安井安平稲荷社、奥まった位置にありますがお狐さんは綺麗。

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天満宮もありました、横には小さいながら牛の像も。

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境内には楠木正成公・正行公の別れ『桜井の別れ』像があります。

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この地が関係しているというより、元々日野小学校に建てられていた像が移築されたようです。『桜井の別れ』についてはこちらでどうぞ。

www.aoimon.net

この神社はほかにも色々摂社もありますが、今回はこれで以上という事で。
最寄り駅は日野駅やけど、徒歩約一時間(グーグルマップより)現実的な事を考えると車一択。


駐車場は観光用に敷地が設けられているので、困る事はありません。日野町は観光に力を入れていて、色んな見所も整備されてて僕が顔を出した日も町内を巡るスタンプラリーにいそしむ家族客を結構見かけました。日がな一日古い町並みを見て回るのも楽しいかもしれません。

日野観光協会 – 滋賀県日野観光協会 公式ホームページ

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