今回は(多分)最近できた新店『鴨LABO』さんのご紹介です。
まず何屋さんなのかと言うとラーメン屋です。
鴨肉から出る出汁が絶品な事は冬の鴨鍋で立証されている話ですが、それをラーメンに応用しようというお店は意外と見かけません。このお店はそんな珍しい試みを形にしたお店です、では今回はそんな『鴨LABO』さんにお邪魔します。
店舗概要
お店は京都市にあります。南区は大宮通から外れた細い道沿い。この辺りは商業地域で工場や倉庫なんかが立ち並ぶ地域で、お店も一見するととてもラーメン屋には見えません。特に店の前には『直売店』の文字。何も知らなければお店を間違えたようにしか思えません。
お店は当初カウンター6席しかない小さな店舗でした。盛況ぶりに合わせて最近テーブル2席を設置する為にこのプレハブを増設したんだとか。それでも十数人でいっぱいになってしまうお店。実際、席はずっと埋まりっぱなしでした。
営業時間/11:30~14:00、17:30~20:00
(定休日曜・月曜・祝日。土曜のみ11:30~15:30)
メニュー・味
メニューです。メインは鴨塩ラーメン、鴨醤油ラーメン、鴨冷やしつけ麺の三種。そこに、鴨チャーハン、鴨そぼろ丼、鴨ウインナーに鴨ロース丼と正に鴨尽くし。
この魅惑の鴨メニューは正直かなり迷います。
まずは鴨塩ラーメン。この透き通った綺麗なスープは、ラーメンと言うよりコンソメスープのようにすら見えます。
麺は透明なスープによく合うと言われる全粒粉。味はかなりあっさりで、麺の香りがよく感じられます。全体的に薄味なので、物足りなくなりそうなところにチャーシューのポジションにある鴨肉の旨味が強いので微妙な部分でバランスがとられている印象。
冷やし鴨つけ麺。こちらは、打って変わって濃厚。濃厚と言うか濃い味付けと言うべきでしょうか、何だかラーメンを食べている感覚がありません。和蕎麦に近い。
味も濃いだけでなく少しピリ辛。鴨肉の旨味と、出汁の塩っ気に、ほんのりした甘さが一体となっていて何とも独特。
サイドメニューは、鴨そぼろ丼と鴨ロース丼を選択。鴨のコクが感じられるのが普通の鶏そぼろと違う点。鴨ロース丼はシンプルに鴨ロースですね。
アクセス
- 営業時間:11時30分~15時00分、17時00分~22時00分(土・日のみランチ後のアイドルタイムなし)
- 定休日:特になし。
- 駐車場:あり
- 住 所:〒601-8141 京都府京都市南区上鳥羽卯ノ花45
京都市内新堀川通を北へ、名神高速高架下を超えてすぐ西、大宮通の細い道を入ってすぐ。駐車場4、5台あり。
まとめ
今回はこれで以上です。
淡麗なラーメンも、ピリ辛で濃い味のつけ麺も総じてちょっと独特なメニューです。
特にこの綺麗に透き通るスープは味だけでなく、素直に綺麗と思わされるその見た目も中々見ごたえがあります。