僕はラーメンが好きで外食の機会の大部分をラーメンにしていますが、世のラーメン通のブログ等を拝見する度自分はまだまだ修行中の身であることを痛感させられます。
今回ご紹介するラーメン屋は『黒木製麺』、メインのラーメンは『俺の修行ラーメン』。無論作る方ではなく、食う方です。ここまで書いた時点でわかる人はわかるかもしれません。そう、こういう系です。
では、今回は初心に返りラーメンを食すものとしての力、そうラー力を高める修行へ参りたいと思います。
外観・内装
近畿自動車道を南へ、松原JCTを過ぎた辺りから西へ。並走する形で南北にのびる309線沿いに一際目を惹くこのもりっもりの山の看板、それが今回の目的地です。
この存在感、恐らくここに用事がなくても印象深く心に刻まれること請け合いです。事実、僕自身、昼間ここら辺の散策を進めているお腹が減っていない時分に見かけ、散策後、心に刻まれたラーメンを求めるようにたどり着きました。
外観見て一目でわかる、出る頃には満腹を3歩半ほど行き過ぎる系のラーメン屋さんであることが伝わってきます。
入店、正面に半円のカウンター席、両側にボックス席が数席と漢の修行と言えど家族で入店する際にも優しい造りになっています。
メニュー・味
食券を購入する方式でメニューはこんな感じ。男の修行ラーメンが恐らくメインでしょうが、他にもつけ麺、豚骨細麺、油そばなど種類は豊富。けれど、どの種類を選んでも修行は避けられない積むことが可能なようです。男の修行ラーメンには豚骨醤油と味噌カレー、つけ麺には魚介豚骨と味噌カレーがあり、更に味噌カレーには等しくかゆ飯というものが付いてきます。
サイドメニューも割と色々揃ってますが、残念ながらお世話になる機会は少ないかと思料します。
オーダー方法も恐らく共通。麺の固さ、野菜・肉・脂・ニンニク・旨辛油の量を選択する事になります。
今回は、麺の固さ普通・量300g、野菜普通、肉2枚、背脂マシ、ニンニクマシ、旨辛油なしで選択。この系のラーメン屋のオーダー方式はほぼ共通で、初めは他のお客さんが唱える呪文がよく分からずおどおどしたものですが、今ではすっかりすらすらと唱えることが出来るようになりました。いわば学科の一環と言えるでしょう。
結果出てきたラーメンがこんな感じ。大分控えめに言うたつもりでしたが、富士山まで言わないですが、大山(標高1,729m)くらいの圧は感じます。
味噌カレーを選択したのでこれも貰いました。使えるかどうかがかなり微妙ですが。
先ず当然食べるのはもやし。というかしばらく食べるのはもやしばっかりになります。(下手に混ぜると汁こぼれて汚いしね)ある程度山を崩してきたところでいよいよ麺に。(天地返しという麺と野菜を入れ替える技もあるようですが、僕は多分こぼすのでやりません。)注意点としては極力手を休めない事、一息つけば食う気が失せます。
量が多すぎて味が雑になりがちなんですが、今回は味噌カレーをチョイスしたこともあって、カレーの香味と味噌の甘味で最後まで美味しく食べることが出来ました。
どや!!わいの実力は( ゚Д゚)
この店のノーマルサイズを平らげただけですが、かなりの達成感を得ることが出来ます。ただここで終わりません、かゆ飯オーダーの権利があるのです。
ご飯は普通のご飯と違い、しっとりとして出てきているので多分汁によく絡むように一度湯通しか何かしてあるように見受けます。
汚くてすみません、あと、入れてみたんですが見た目には全く分かりません。文字通りカレー粥という感じです。
修行完了です。
アクセスその他
- 営業時間:11時00分~15時30分、17時30分~1時00分(土日ランチ休憩なし)
- 定休日:特になし
- 駐車場:あり
- 住 所:〒580-0046 大阪府松原市三宅中1丁目12−11
最寄り駅は一応河内天美駅ですが、ロードサイド店舗の為そもそも地元の人を除く、徒歩客の来店が想定されていません。
車の場合:国道309号線『三宅新道』交差点南へ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。修行ラーメンは200g~400gの間で、自分の力量やコンディションに合わせ選択が可能です。まあ、200gにしても野菜をその上に250g上乗せする事になるので、相当なボリュームがあります。それなりに覚悟して臨まれることをお勧めします。