今回は大阪土産の中では超有名な『551の蓬莱』のご紹介です。
大阪で定番と言っても、今では関西の至る所に出店を重ねている為、関西に住んでいれば割と手軽に手に入るようになったので、食べたことがある人も多いかもしれません。
お店概要
関東まで流れているのかは不明ですが、少なくとも関西で土・日のお昼はTVで吉本新喜劇が放映されます。その定番すぎるお笑い劇はいかにも大阪を象徴するものの一つとして連想されるものですが、その新喜劇の合間に流れるCMでよく見かけるのがこの551の蓬莱。
551HORAI蓬莱を盛り上げる様々な商品や取り組みなどをご紹介します!関西人でも意外と知らないあんなことやこんなことま…
ある時とない時の場の空気の違いを新喜劇登場人物が表現するCMは一度見れば脳に刷り込まれると共に、551=あれば何となく楽しくなるものというイメージがインプットされます。実際にはないからと言ってそこまで凹む事もないんですが
でも母ちゃんがたまにデパートに行った帰りに買ってきてたりするとちょっと嬉しくなるくらいはあります。
そんな関西ではなじみ深い551の蓬莱ですが、創業は昭和20年当初カレーライス屋さんやったそうです。爆発的人気を得たカレーの勢いを背に翌年肉まんをリリース。
その後、もう一つのお店の顔『551のアイスキャンデー』を1954年にラインナップに追加、順調に売り上げを伸ばしていくと共に、印象に強いあの『ある時・ない時』のCMによって、知名度を確保、関西の人にとっての中華総菜の王道に定着するとともに、数ある関西土産定番の地位を確保するに至ったという訳です。
現在関西主要都市のデパートやショッピングモールを中心に50~60店舗を展開していて、日夜各ご家庭のご褒美、もしくはそこまで値の張らないお土産として喜びを提供してくれています。
商品・味ほか
主力商品はやっぱり肉まん
551には色々な商品があって、それぞれに魅力的ではありますがやはりメインはこの肉まんでしょう。この肉厚な生地も生地なら中の餡もぎっしり。コンビニのはそれはそれで美味しいんですが、やはりこの密度の違いは何を以てしても埋められません。
冷めてても美味しく食べられますが、やはりお勧めはお店で買ってすぐ食べるか、もしくは一個ずつ温めて食べるのが最良の食べ方でしょう。頬張れば口いっぱいに広がる肉の味は一度食べたら舌が覚えてくれるものです。
焼売(シュウマイ)・海老焼売
肉まんがご飯とすればおかずが要りますよね?
ええ要るんです、色々ありますけどいつもどっち買うか迷った挙句、両方買うのがこの肉焼売と海老焼売です。
それぞれがそれぞれにない良さがあるんで仕方のない通過儀礼です。
肉焼売は肉まんの皮?を外してほぼほぼダイレクトに肉をかじっているような感じです。一回はしたことありませんか、肉まんの皮を外すor皮を先に食べて肉だけを食べるという禁断の行為。
大人になってからはやってません。
あの美味しさを背徳感なく味わう事が出来るという訳です。
肉の美味しさと海老のおいしさ、両方味わうことが出来るのが最大の特徴です。
両方買えばいいんですが、両方買うのをためらう理由はこの二つとも結構お腹が膨れるんです。特に海老焼売は一つが小さいので、パクパクと誰ともなく気が付けば20個くらいすぐ失踪してしまうのはよくある話ですが、あとでそれは等しく腹を占拠し、晩飯のしっかりとした弊害になってしまう事がよくある為です。
計画的に食べる事が肝心な一品。
今回は購入しなかったんですが、いつも焼売を買わない時に購入を検討するのがこの肉の甘酢団子。これも一個の見た目以上に肉の密度の濃さを感じる商品です。
甘酢の甘すぎない、けど少し甘い
繊細な味なんです。
ええとこの中華料理食べに行った時の酢豚の酢をもうちょっと抑えた感じ。僕は酸っぱいものがあまり得意ではないので、丁度よい味です。
冷凍が効かないので、通販の取り扱いをあまり見かけない点も評価ポイント。
まとめ
今回はこれで以上です。
今回紹介したのは4品だけですが、この他にも餃子・ちまき・ラーメンなど色々ありますが、総じてボリュームたっぷり。近所のスーパーには売ってないけど、ちょっとお出かけしたら手に入るというこの程よい距離感を保ちつつ食べるからこそ美味しいこの551の蓬莱、一度味わってみて下さい。