今回は京都府向日市にあるラーメン屋さん『味見鶏まるめん』。
こちらの特徴はなんといっても大部分が無化調メニューになっている事。それ故に繊細な味が楽しめるというなかなか独自路線をひた走る人気店です。
店舗概要
京都府向日市にお店はあります
このお店があるのは京都府向日市。長岡京市と共に、この辺りは細川家所縁の地という事で、市内随所に名所旧跡が点在する古き良き町といったところ、このお店は市の中心、向町競輪場を少し大阪寄りに進んだ先にあります。
入店して一目でわかる元純喫茶
お店の外観といい、店内暗めの調光といい、ここは純喫茶だったのだろうことが窺えます。
今はコロナ禍の為、そうでなくても静かに俺のラーメンの味をかみしめてくれというオーラがにじみ出ているお店なので、雰囲気としては不思議とマッチしている気がします。
アクセスなど
- 営業時間:11時00分~15時00分、18時30分~22時00分
- 定休日:月曜日
- 駐車場:なし
- 住 所:〒617-0006 京都府向日市上植野町上川原7−8
商店街の中のお店なので駐車場はありません。観光地なのですが、近隣は微妙にコインパーキングがない地帯なので、車で訪問の際は予めどこに止めるのか計画しておく必要があります。
メニュー・味
メニューの特徴は『無化調』
メニューです、特徴はなんといってもほぼ全てのメニューに振られた『無化調』の文字。つまり化学調味料、旨味調味料0という意味なんだとか。
微妙にとんこつラーメンだけは天然100では作れないようで、逆に素直です。
無化調ラーメン
だしラーメンにも後ろ髪を思い切りひかれる思いがしたんですが、ここはまずこのお店の基本メニューだろう背脂醤油ラーメンをチョイス。
スープや麺は掴みようもありませんが、チャーシューは流行りに乗らない如何にも健康そうな赤身肉の大振りな3枚が堂々と鎮座。基本的な味わいは昔ながらの京都醤油とんこつなんですが、スパイシーな辛味と醤油の旨味が効いています。これが天然の味わいとうことなんでしょうか。
舌が残念な筆者にその繊細な違いは伝わり切る事はありませんでしたが、いつも味わうこの味の構成要素がいつもとは全く別のアプローチで為されていると思うと少し不思議な気がしますね☆
鶏マヨ丼
このお店でやったらあかんこと、それがサイドメニューのオーダー。
だったら頼むなよ☆
正確に言うと食べ合わせると味の良さが死んでしまう為、ラーメンとの同時オーダーがダメなんだそうです、そんなこと言われてもやっぱりご飯ものは欲しいよねという事で、サイドメニューの一つ、鶏マヨ丼。
割と味は見た目通りといったところでしょうか、甘辛い揚げ鶏の上からマヨネーズに生姜、ネギというのが量的にも味わい的にもランチにピッタリ。
そして何より、ラーメンを食べ終わってからこの丼を食べ進めたのですが、改めて残っていたスープをすするとやっぱり味は変わって感じるんです。別に不味くなるわけではないんですが、何かしら物足りない気がするのは流石『食べる順番』を指定するだけの事はある、そんな感じでしょうか。
筆者の舌はバカなので、それで尚感じられたのですからかなりはっきりわかる変化があるのだと思います☆
まとめ
今回はこれで以上です。
食べる順番とか言われると何だか面倒なお店のように感じるかもしれませんが、アスリートでも、競走馬でもキャバクラのおねーちゃんでも本番に臨む際はベストコンディションに向けて調整をしていくもの、ベストコンディションが単一での食事という事なので、是非食べる際はラーメンを先にして食べることを覚えておいてください。