今回は明石市にある明石焼き屋さん『明石丁』さんのご紹介です。
明石といえばたこ、その赤石タコを使用した代表的なグルメ、それが明石焼きです。
たこ焼きとの違いを存分に味わってください。
店舗概要
兵庫県明石市には明石焼きのお店がいっぱい
まずですね、重要なポイント、それがたこ焼きでなく明石焼きという点。
どっちも同じでしょ?
とか思っている方、明石市民から後頭部にソバットを食らうことになるので今回当ブログを通じて正しい理解を進めてください。
筆者はソースかかっていないたこ焼きはまがい物扱いしていた過去があります☆
さておきこの明石焼き、本場というだけあって町の中心となるかつての明石城下町が広がっていた(だろう)JR明石駅前にはそれこそグーグルマップのピンがかぶりすぎてどこにあるのか逆にわかりにくいくらいの明石焼きの店がてんこ盛りで存在します。
今回はそんな中でも特に評判の良いお店の一つであるこの明石丁さんにお邪魔しました。
アクセスなど
- 営業時間:11時30分~18時30分
- 定休日:水曜日、木曜日
- 駐車場:特になし
- 住 所:〒673-0884 兵庫県明石市鍛治屋町4−17
お店の中心は魚の棚商店街に集中していて、そこから少し離れているのでかえって見つけやすいかもしれません。
メニュー・味
メニューです、ここは明石焼きのお店ですといわんばかりのシンプルさ。
明石焼き
明石焼きのお店に来たので、やはりまずはこれ。
ともすれば前衛アートモニュメントとすら思えるこの黄色い球たち。
たこ焼き、とりわけ最近流行りの外側をカリッと焼き上げるカリッとたこ焼きと比べると明確な違いがわかるふわふわの生地。
カリッとたこ焼きってそのまんまやな☆
これを付属の出汁に浸して頂くんですが、うどんほど濃くなくさりとて物足りなさを感じる薄さでもない上品さが何とも言えません。
あんかけ明石焼き
さて、このお店には唯一、明石焼き以外のメニューが存在します。それがあんかけ明石焼き。
餡の内側は15分程度余裕で保温されるものと考えてください。
撮影日の最高気温は36℃だったんだとか。滴った汗が直で蒸発する勢いの中で熱々の餡かけ食べるとか、もう30年前にしばしば流行った我慢大会のようですが、おいしさのためには熱々でちっとも冷める片鱗すら見せないこのあんかけにもためらってはいけないのです。
もはや、狂っているとしか。。。
生地のふんわり具合は同様で餡を上にかけたかかけていないかだけのため、掬うのには少し技術を要します。当然出汁でなく餡になった分だけ味がしっかり、そして熱いのも慣れてくればむしろ快感になってきます。
そう、夏のくそ暑い日にクーラーをガンガンに効かせたお部屋で熱々のものを頂くこの贅沢感。
変態の所業ですな☆
まとめ
今回はこれで以上です。
よくたこ焼きのカテゴリに明石焼きは含まれてしまいがちですが、たこ焼きは大阪の食べ物に対し、この明石焼きは全く別の食べ物としてカテゴライズしてもらった方がよいかもしれません。
ソース味とソースの焦げる香りが醸し出す下町感もいいんですが、この上品なお出汁と明石自慢のたこの風味を同時にいただく明石焼きもまたこれはこれで新しい発見ができることと思います。