今回は何だかんだちょこちょこと放浪させていただく都度色々お世話になっている青空市場さん。
今回は度々訪れてはまだやねぇ言われてきた中、ようやく入荷したこちら。
というか常連でもないのに半ば催促した?
という訳で今回は秋の味覚からよくよく考えれば特に関係ないものも含めて青空市場で収穫(購入)出来るものを一挙ご紹介。
松茸
秋の味覚って言ったらまずはこれ。
どっちの料理ショーでいう関口さん側の食材ですね。
肉料理2種類など対比される二つの食材、もしくは料理を題材としてそれぞれを関口さんと三宅さんがプレゼンし、ゲスト7人の多数決によってその日の勝敗が決するという一見平等に見える番組でした。
で、す、が、よくよく見ているとかなり関口さん寄りの番組だったことがわかります。特にそれが顕著だったのがこの松茸の回。松茸をプレゼンする関口さんに対する三宅さんの食材は秋刀魚。どちらも秋を代表する食材として誰もが知っていて誰もが多分好きなものですが、質問はこうです。
×どっちが美味しいですか
○どっちが食べたいですか
なら、僕の年収の100倍は稼いでいる芸能人の方々とはいえ、最近値段が倍化してやっと一尾200円の秋刀魚(当時は100円)がカナダ産で0一つ、番組に出てくるような丹波篠山の高級松茸なんて秋刀魚+0二つのトリプルスコアの時点で勝てる訳ないんですよね。
力説のところ申し訳ないんですが、読んでる人の半分くらい興味なくて半分くらい知らない。。
まあ、何が言いたいかというと、値段込みで言えば間違いなく日本人が秋に食べたい食材ナンバーワンに上がる食材という事です。
まずはこれを使って料理していきます。
松茸ご飯
焼き松茸ってそれはそれで美味しいんだと思うんですが、そんな勿体ないことできるか今回はみんなで楽しめる松茸ご飯から。
と言っても要領は舞茸ご飯の松茸バージョンというだけ、手で割いた松茸2,3本を用意し
白だし、みりん、あとはお好みの出汁食材と一緒に炊飯器へINするだけ。
松茸ご飯の何がいいって、作っている途中から美味しい事ですよね、炊飯器から漏れ出る松茸の香りから楽しめるのって松茸ご飯くらい。
松茸のお吸い物
風情とかそんなんも気にするなら土瓶蒸しになるんでしょうけど、土瓶なんて使うのは年に1回、松茸買ってきた時だけ。こういう用途限定型の調理器具は2年目からゴミと化しますので、お店に任せてしまいましょう。
仮にあってもこんなおしゃれに飾ることも出来ないしね☆
という訳でやり方はほぼさっきと同じ。手で割いた松茸を湯に入れてだし入れて沸騰させれば完成。
永谷園の松茸のお吸い物がたまに怖くなるくらい本物に近いので、他の料理に比べるとニーズが下るところでもあるんですが、たまにはちゃんとしたキノコの食感も一緒に味わうのもいいかもしれません。
永谷園 松茸の味お吸い物 50袋 | ||||
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もみじ肉(鹿肉)
最近は大分メジャーになってきたので、え?!なんでそんなもの食うの??的な空気にも襲われることもなくなってきました。ジビエなので冷凍ですし、ぶっちゃけ年中食べられんことはないんですが、出回りはやっぱりこの時期に限られてきます。
リピ買いしているので写真はありません。
まずはシンプルにタタキで
ジビエって聞くとこの二つが思い浮かぶ人も多いはず。
- 細菌(食中毒)
- 臭い
細菌はまあ取扱いするお店にもよりますが、冷凍していた上で解凍後火通しすれば(実績上)まず安心。問題は臭いです。問題ないのが問題というか
ちゃんと整理してから喋れよ?
まずですね、これは下処理によるところが大きくて、肉が臭くなるのって仕留めてからの血抜きや内臓取りの上手・下手で決まるそうなんですが、ここの鹿肉から基本的にそんなものを感じた事は一度もありません。
でも先入観でジビエ=臭いと勘違いするクソ母ちゃんみたいな人種に対応する為にも軽く炙る際にニンニクチップと一緒にいきます。
そして、スライスして盛り付ければ完成。
ニンニクチップを載せて、生姜たっぷりの醤油に付けて食べればその日は他に何も要りません、日本酒だけあればそれでいい。
要るんか要らんのかどっちやねん
火通ししてもいいんですが
という訳で大して手を加えず全然美味しく食べられる鹿肉ですが、これを敢えて手を加えるとどうなるでしょう。鮮やかな赤身が特徴故にモミジと名付けられたこのお肉、上の切り身を見てもらってもわかる通り、脂身というものがおよそ存在しません。
これを敢えて焼いていくとこんな感じになります。分厚いまま焼いたので焼くというより蒸す感じに仕上がりました。
これはこれで悪くはないんですが、赤身ばっかりなのでちょっちぱっさぱさ。ちょっと味わいに欠ける部分があるのは否めません、ならいっそシチューなどの煮込みにしてしまう方が美味しく頂ける事でしょう。
田舎こんにゃく
厳密に言えば秋全く関係ないんですが、個人的にここで一番お世話になっている食材ともいえるので今回も購入しちゃいました。
普通にぶつ切りして煮込んでもいいんですが、スライスして箸に挿して田楽風にして食べるのもおすすめ。下の絵の串は抜いた後です。
まとめ
今回は以上です。
秋はこの松茸ですが、これから寒くなってくるとボタン肉も美味しいのを置いているのでそちらもおすすめです。
このお店、唯一にして最大の弱点が周りに何もない事、なんですが鹿目窓で有名な正寿院が近所にありますので、逆にあっちへお参りする際はワンセットと考えておきましょう。