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天満宮の始まり『文子天満宮』

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日本で最も有名、ではないかもしれないですが全国で最も多く信仰を集める神社の一つが天神さん、つまり菅原道真公を祀る神社です。菅公は能力がありながら時の流れに抗う事が出来ず左遷され、その無念から天災を引き起こした悪霊と考えられた一方、その非凡な才覚に対する尊敬の念から学問の神様として、昔から信仰されてきたというのも事実です。

そんな恐ろしくも素晴らしい菅公ですが、今回はその菅公と共に母親にゆかりのある神社『文子天満宮』のご紹介です。

京都市は中京区、京都市は碁盤の目と呼ばれ縦横にまっすぐ道が整備されている、、、

とはいえ、移動手段が徒歩だった昔に比べ、今は車、幹線道路を一本外れたら一方通行が交互に続くそんな京都の中心部ですが、道々の町家と肩を並べる形でひっそりと佇む神社、それが文子天満宮です。

では今回はそんな菅公の乳母『文子比売(あやこひめ)』所縁の文子天満宮に一礼。

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この神社、全国に数多ある『天神さん発祥の神社』と言われています。
というのも、菅公が左遷され亡くなった後、乳母だった多治比文子(文子比売)は自宅の庭に祀を設け、菅公を悼んでか拝んでいたそうです。すると、天神さんになった菅公は文子に北野天満宮の場所へ自分を祀って欲しいとお告げしたそうです。で、北野天満宮が創建されるに至ったという事から、つまり文子比売がここで祀作って拝んでくれたおかげで北野天満宮、ひいては全国の天神さんが創建されるに至ったので、全国天神さん発祥の神社という訳です。

ご祭神は勿論菅原道真公、また菅公に所縁のある文子比売(菅公乳母)、伴氏(菅公母)、是善公(菅公父母)をお祀りしています。

上の通り、ここの神社町家に囲まれる形で建っているので、境内はかなり凝縮した感じになっています。(元は文子比売の家の庭やしねw)
ともあれ、まずはご本殿にお参り。

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ご祭神は上述の通り菅公の為、ご利益は勿論学業成就、でも全国の天神さんの祖というからにはきっと他では得られないご利益がきっと得られる、はずw

本殿脇には文子比売が託宣を受けた事に因んだ像があります。

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更にその奥に三社。

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摂社白瀧稲荷大明神。

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御朱印を頂きに社務所へ。通常仕様のものと、文子比売像入りのもの。文子比売像入りのものは(画像描いてもらえないので)紙授与のみでした。

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頂いている間に授与品を物色。

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この神社特有のものとしては、この大祓人形。

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菅公所縁ですが、梅の木を見かけなかった(花の季節じゃなかったので目につかなかっただけかも)のですが、おみくじに、狛犬にと牛のアピールは流石と言ったところでした。

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今回はこれで以上です。北野天満宮は少し遠いですが、受験や大事な資格試験など控えた方は日本三大天神と、天神発祥神社とセットでお参りするプランはいかがでしょう。

  • 住 所:〒611-0013 京都府宇治市莵道滋賀谷21
  • 駐車場:なし

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