前にも似たような事言ってなかったっけ?
多分デジャヴュってやつでしょう。
クリスマスに大活躍した後、めっきりその存在感すら忘れられてしまう、それがこの鶏肉一匹分のお肉。
安い割に豪華さMAXで、僕なんかクリスマスディナーには必ずこれを使った料理を一品用意するんですが、意外とあんまり丸鶏を使ったクリスマスというのは聞きません。
面倒くさそう、とか食べるとこあんまりないんじゃない?とかいうネガティブな意見が多数。
全く分かってねえ
と言う訳で、今回は超有能食材『丸鶏』をレポートしていきます。
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初めに
改めて丸鶏です。特に高くも安くもない地元のスーパーで買ってきたと言えば、特別なお肉を仕入れてきたから美味しいという訳じゃない事がわかっていただけると思います。
うちは4人家族ですが、内、2人はちびっちゃいのが占めているので、人数のカサ的には2人+αと言ったところ。であればこの一番小さいサイズで十分。といっても一番小さいサイズでも900gと、焼肉であれば大人二人分に匹敵する大きさがあります。
骨も結構な割合を占めるので、そこまでの量はありません☆
調理各種
丸焼きはオーブンに入れるだけ
クリスマスに合わせた料理と言う事なので、やっぱりまずは焼いていかない事には始まりません。まずはつけ合わせの野菜を切っていきます。
チキンの丸焼きと言えば中に米を詰めたりもするんですが、今回は野菜のみ。これは別に母ちゃんが僕の丸鶏に合わせて空気を読まず白飯を炊いてくれた事とは全く無関係です。
相変わらず息ぴったりよね☆
丸鶏は下味に塩胡椒と付属のソースだけつけてオーブンへ。予熱したオーブンで210℃10分もあれば十分こんがりと焼く事が可能。細かい料理の腕は不要です。
鶏さん日焼けが過ぎる気がしますけど??
中までしっかりと火を通そうとすればどうしてもこうなるんです。
あくまで焦げたのは表面だけ、中はちゃんと仕上がってます。こんな感じ。
焦げるのがどうしても嫌!なんていうわがままな人は
全員やで多分?
寸胴鍋かなんかで下茹でしてから焼くと中まで火が通る事を気にして焦がすなんてことにはなりませんので、ご安心ください。ただ、旨味が全部外に逃げちゃうので、茹で汁は絶対に捨てず置いておき、ソースに活用するかもしくは別で作るスープに活用するようにしてください。
残ったやつは
丸鶏って美味しいんですが、どうしても骨が残ります。まるで高畑ケン〇ッキーを食べた後みたいになります。
3,4点ツッコむところがあったけど、敢えて触れない事にするね、面倒だから☆
出来ればいつもそのようにお願いします。
肉も結構残っているんですが、経験者はお分かりの通り骨ギシの肉ってとりにくいんです。それはうちの様な貧乏所帯の丈夫な歯を以てしても同じ事。
と言う訳で、これは改めて煮込みにまわします。
まあ、なんてことでしょう?!
そろそろ番組名がわからん人も出てくるからなそれ?
自身の骨から出たスープのお陰で絶品な鶏肉煮込みに変身してくれるんです。細かい味付けは不要です。というか鶏肉と骨を煮込む事それ自体が一種の味付けになりますので、あとはコンソメでも白出汁でも自分の好みな風に味を微調整してもらえればそれで万事OKです。
鶏ガラは
さて、鶏肉煮込みはそれはそれで美味しいんですが、その煮込んだ汁は大げさに言えばいくらでも作る事が出来ます。これはこれで別な転職の道があるんではないでしょうか。と言う訳で、色んな再就職先を模索した結果、これがベストだと気が付きました。
名付けて『チキン・チキンラーメン』です。
前やったやんそのネタ☆
鶏ガラを使う名手、日清さんの手を借りて
借りた言うかほぼ丸々乗っかったという方が表現としては正しいよね☆
その完成されたスープを更に濃くするためだけにチキンラーメンの湯戻しを湯の代わりに鶏ガラスープを使ったというこの一品。
胃が元気な日に食べる事をお薦めします。
まとめ
今回はこれで以上です。
最初の焼きの時にちょ~っと失敗してしまったものの、今回も無事に余すところなく丸鶏を美味しく、もれなく食べきる事が出来ました。
丸鶏はその量の割にはかなりリーズナブルなお値段設定の物しか見ないんですが、確かに焼いてそれ食べて終わりではちょっともったいない気がします。と言うか全部美味しく活かす術があるので例え骨一本でも捨てるのはもったいないですよ、というお話がしたかった今回のクリスマスディナーのお話でした。