テレビほか各種メディアに触れていて、突如食べたくなるものってありませんか、今回はそんなお話。
カスクートって何?
カスケードやケイトスペードなど知っていそうで微妙に知らない言葉です。フランス語で本来は朝食やお弁当を指す言葉だそうですが、恐らくはフランスでそれらの定番食がサンドイッチなのか、日本ではフランスパン(またはバゲット)を使って作ったサンドイッチを指す言葉として定着しているようです。
出典はこの方から。
ゴムのない水中ゴーグルを装着したスーツ姿、呪術廻戦でも極々普通っぽいのになぜか強烈な個性を感じさせられる脱サラ呪術師『七海健人』氏です。
彼がサラリーマン時代、お気に入りで毎日のように食していたのが今回のカスクート。なぜか印象に残る食べ物だったので、無性に食べたくなりました。
彼は大人になる過程を『小さな絶望の積み重ね』と説いています。
- 枕元の抜け毛が増えている
- お気に入りの総菜パンがコンビニから姿を消す
この『惣菜パン』がカスクート。つまりカスクートを食べておいしさをしり、そしてかつ食べられなくなることは大人になる上で必要なステップという訳です。
意外と売ってないカスクート
コンビニから姿を消すわけですから、まず探すならコンビニでしょう。ファ〇リーマートで見つけました、若干名前違ったけど、バゲットを使ったサンドイッチという定義なら問題はないでしょう。
ハム、チーズの塩気、野菜も含んだ色鮮やかな具合に加え、バゲットのハードな食べ応えが普段のサンドイッチとは違った新鮮さを感じさせます。
通勤時間が結構かかるので、その寸前まで全力で睡眠に充当したいという考え方の僕にとって、好き放題に変形してしまうサンドイッチと違い、耐圧、耐熱、耐ショックいずれにも優れたこれは、正にサラリーマンのお供と言っていい存在です。
ですが、順調に調達が進んだのもここまで。
- ロー〇ン・・・取り扱いなし
- セブン〇・・・常に売り切れ
- 地元のパン屋5,6軒・・・売り切れ、もしくは取り扱いなし。
今カスクート売らずしていつ売るんや?!とは言っても所詮登場したのは第13話の一瞬だけ、それに話題作に便乗してイ〇ン辺りがコラボ商品を出してくるとそれはそれで腹が立つので仕方がないのかもしれません。
売らぬなら作ってしまえカスクート
流石に取り扱いのないパン屋さんにカスクートを作ってくださいと頼むわけにもいきません。なら作ってしまおうという事で挑戦してみました。
定義はバゲットで作ったサンドイッチという事なので、材料は問題なく揃います、何より基本は挟むだけなのでまず失敗することがありません。
挟むものの定義はないものの、ハム・チーズ・それに野菜というのが基本みたい。彩りを考えて冷蔵庫に眠っていたものをチョイス、あと当家ではマヨネーズをほぼ使わないのでタルタルで代用。
基本工程は2まで。
①バゲットに切り込みを入れてタルタル(マヨネーズ)を塗る。
②間に具を挟む
普通のサンドイッチと違ってハードな噛み心地が斬新、パクチーは好みがわかれますが、アクセントを求めるならありでしょう。
ちょっと和風テイストにしたい時はパクチーを(冷凍庫で眠っていた)豚肉と一緒に生姜炒めにして挟んでも美味しく頂けます。
カリカリベーコンを挟んでも食感が変わってそれはそれで面白いです。
まとめ
今回はこれで以上です。
パンが硬くて切りにくいという方は包丁を熱湯に2,3分つけてあっためてから切るとびっくりするくらいすんなり切ることが出来ます。
朝食がいつも同じ感じで飽きてきたという方、試してみてください。