今回は滋賀にあるラーメン屋『殿』のご紹介です。
こちらでは、ラーメンは割と豊富なラインナップを誇るお店なんですが、その中でも一際目を引く一杯がこちら。
もうなんて言うか地獄の血の池みたいですね、味はどんなものなのか今回はそんな謎めいたラーメン屋『中華そば 殿』をレポートしていきます。
店舗概要
お店があるのは滋賀県の西側
このお店があるのは滋賀県大津市。大津市は例えるならトルコのイスタンブールのような街で、黒海の代わりに琵琶湖を真ん中に湖西と湖南に広がる大きな水の都。湖を泳げばほんの数kmなんですが、なかなかそういうわけにもいかず、両者の行き来は架けられた琵琶湖大橋、近江大橋のみ。近くて遠い2つの街がある、それが大津市です。
今回のお店は湖西側にあります。『ちはやぶる』で一躍有名になった近江神宮や日吉大社、比叡山延暦寺のある側といえば想像しやすいかもしれません。
営業時間・アクセスなど
- 営業時間:11時00分~0時00分(金・土のみ翌午前1時まで営業)
- 定休日 :月曜日
- 駐車場 :あり。店舗前及び路地側道路を十数m進んだ先に数台ずつ。
- 住 所:〒520-0101 滋賀県大津市雄琴3丁目6−14
- 座 席:カウンター・テーブル
- 幼児用アメニティ:お子様用カップ、フォーク・スプーン、テーブル用椅子。
- 支払方法:現金のみ。食券制導入
一見するととても狭そうに見えるんですが、しっかりとテーブルも用意されているので、利用しやすいお店です。
メニュー・味など
ラーメンは4種四様の豊富なバリエーションが用意
メニューです。コロナウイルス感染予防からか関係ないのか不明ですが、最近食券を導入されたのだとか。
ラーメンは店名を冠する殿そばと見た目にインパクト大のスタミナそば、それに紅塩らーめんと農耕醤油らーめんがあり、それぞれに魚介ベースのものがあったり、パイタン風にアレンジされたものがあったりと、同じ種類の中でも飽きさせないような工夫がなされたラインナップになっています。
映えというかなんというかスタミナそば
実は僕辛いの苦手なんです、食べれないことはないんですが汗の量が尋常じゃないことになってしまうので、店と他のお客さんに迷惑がかかるので。
ですが、このインパクトを前にして体験しないわけにはいきません。
そう、たとえ死するとも前のめりで。それが漢というものです。
というわけでスタミナそばがこちら。
辛そうっていうか赤い。もう料理苦手なアニメヒロインが作った失敗料理と言われて出されたら信じてしまいそうなくらいの圧倒的な赤。
ですが、さぞ中もまっかっかなのかと思いきやこの通り。
意外と普通の色です、むしろ周りの赤がドギツすぎて真っ白にすら見えます。
味も決して辛くないわけではないんですが、にんにくやニラによるもので唐辛子のトゲトゲした感じは全くなし。風味よく味よく美味しく汁まで頂ける一杯です。
魚介殿そばは上品に
はじめに見たスタミナそばのインパクトが先行しすぎて、どうしても地味に見えてしまう殿そば。こちらは魚介ベースのものをチョイス。
流石に店名を冠しているだけのことはあって、基本的なコンセプトはあっさりながらしっかりと味を噛みしめることが出来る一杯です。
黒炒飯はしっとり系
セットメニューでオーダー出来るご飯メニューがこの炒飯。
上が+170円のミニ、下が+300円の大サイズです。なぜこうなったのか、深い意味はありません。
パラパラでもしっとりでも好きなんですが、家で再現する難易度が高いのはやっぱりこのしっとり系炒飯。いわゆる黒炒飯というやつで、見た目はいかにも濃そうですが、反してさほど濃くないのが特徴と言えます。メインのらーめんに対しサイドメニューのイメージが強いものの、地味にかなり美味しい一品と言えます。
まとめ
今回はこれで以上です。
その見た目から人によってはかなり勇気のいるメニューではあるもののほんとにそんな辛くもないのでスタミナそば、かなりおすすめです。家族でいっても寛げるテーブル席の用意もあるので、お子さんと奥さんに殿そば・紅塩らーめんを食べさせながら、自分はスタミナそばを食べれば、父ちゃんちょっとすごいんだぜアピールもできて一石二鳥にもなったりします。