最近ラーメン高くないっすか?
僕が子供のころラーメンといえば500円でした、チャーシュー麺が600円とかそんな感じ、そして味は今では絶滅危惧種となったいわゆる中華そば一択。今回はそんな昔の味と値段をほうふつとさせる中華屋さん『だいどこ』をレポートです。
店舗概要
お店は京都市右京区
このお店があるのは京都市右京区。西なのに右京というのは他府県の方には違和感しかないかもしれませんが、南向いた御所から見て右側なので右。
一応のれんとのぼりは立っているものの、間口だけ見るとかなりさりげない感じ。予めここにお店があるとわかっていなければきっと通り過ぎてしまう奥ゆかしさです。
評判の割りにお客さんが少ない
多分一重に立地でしょう、知っている人しか来ない、しかも駐車場なし、最近の喫茶店のようなおしゃれな改装もしない。素朴さにじみ出る店内。
もうこれは完全に味で勝負といったところなんでしょう、口コミを見ていても食べに行った人は軒並みファンになっているようで、飾らない、漢は黙って味で勝負とでも言わんばかりのスタイルが昭和っぽい気分にすらさせられます。
アクセスなど
- 営業時間:11:00~15:00、17:30~21:30(火曜ランチのみ)
- 定休日:特になし
- 駐車場:なし
- 住 所:〒615-0054 京都府京都市右京区西院月双町3
場所柄、駐車場は望めませんがすぐ近くにコインパーキングがあります。
メニュー・味
驚愕のメニュー
改めて最近のラーメン屋さん高くないっすか。
文句あるなら行かんかったらええねん☆
まあ手間も暇も人件費もかかってるんだから仕方ないのかもしれません、それを踏まえてメニューをご覧ください。
メインの塩そばが620円、一番高い冷やし担々麺でもやっと800円、定食なんて700円~。どこぞの税込表示をぎりぎりまで拒み続けた某大手スーパーと違い、無論全て税込みです。
塩野菜そばは素朴な味わい
塩・味噌・醤油から担担麺まで色んな麺類が揃うお店ですが、恐らくメインはこの塩そばなのでしょう、こんかいのものは野菜トッピングバージョンです。
この一杯を一言で表すなら『しっとり』。基本的なあっさりした味わいながら飽きのこない適度な塩気とふんだんに盛られた野菜がちょうどいいバランスです。
一押しの天津飯
さて、奥ゆかしいお店なので一々推しメニューを宣伝するような野暮は致しません。なので、誰が推しているかといえば勿論この僕
何の参考にもならんな☆
だけでなく、数々の口コミをみても軒並みこの天津飯を推す声が多数。そんな天津飯がこちら。
一見するとセットにはとても見えないボリュームのほかは割とオーソドックスな天津飯。味は酸っぱくない、甘酢あんってお店によってはかなり酸っぱいお店もありますよね。その嫌らしい酸味が全くなく。あるのは程よい味付けの中華味のみ、ご飯もたっぷり詰まっていて単品でも十分ランチが成立するボリュームです。
まとめ
今回はこれで以上です。
飲食はやっぱり人なんだなと思えたのが店主の人柄。おしゃべりなタイプではないものの、『おいしかったです』と感謝を伝えた時の嬉しそうな顔はほんとに料理が好きな人の顔をしてらっしゃる、とても好感の持てるお店でした。安くて、美味しくて、居心地もいいとなればもう文句のつけようのないお店です、『お昼中華!!』右京区で思ったときは是非こちらへ。