今回は京都千本丸太町にニューオープンのお店、『醍ぶ(DIVE)』さんのご紹介。
沖縄の海をご存知でしょうか。本島から離れた宮古島などには、底までくっきりと見通せるどこまでも透明なブルー。そんな綺麗なラーメンが有ったなら、ありました。
あったなら、じゃねえよ☆
お店も綺麗ならならメニューも美麗。そんな醍ぶさんを今回はレポートしていきます。
店舗概要
お店があるのは千本丸太町
お店があるのは京都市内北部観光の拠点『二条駅』。駅から北へ、10分程度歩くとたどり着く大きな交差点『千本丸太町』。その南西角にこのお店はあります。出来て3,4ヶ月というのもあってお店は真っ白。北側から見ると特に周りの建物に黒っぽい色が多いので、浮かび上がるように見えるので、ちっちゃいお店ですがものすごく目立ちます。
最近のラーメン屋さんはものっすごくおしゃれなんです。床はベトベトしてないし、丼に龍のマークはないし、訪問して受ける挨拶も『へい!らっしゃい!!』ではありません。
だいぶ昔の話やな☆
外観もさることながら店内は真新しくて白い木であしらわれ、おしゃれな音楽がかかります。
カフェか!?
と勘違いしてしまうような雰囲気。そんな清潔感とオシャレ感を感じさせる店内なので、一人客のサラリーマンからカップルまで色んなお客さんが入れ替わり立ち替わり入退店を繰り返している人気店です。
おっちゃんはおしゃれなお店にアレルギーがあるさかいな☆
営業時間・駐車場・アクセスなど
- 営業時間:11時30分~15時00分、17時30分~21時00分
- 定休日 :火曜日・水曜日
- 駐車場 :店舗横に10台程度。
- 住 所:〒604-8404 京都府京都市中京区聚楽廻東町2−9
- 座 席:カウンターのみ8席。
- 支払方法:現金のみ。
席数が少ないのですぐ満席になってしまいますが、比較的提供が早いのでお客さんの回転も早く、並びに比べてすぐ順番が回ってきます。駐車場は大きな交差点のど真ん中、望むだけ酷というものでしょう。
メニュー・味
メニューです。ラーメン三種、琥珀(こはく)、銀朱(ぎんしゅ)、黒鳶(くろとび)。貝や海老の出汁を醤油・鶏出汁でまとめたスープというかなり魅力的でわかりやすい説明が添えられています。ネーミングといい、説明のオシャレさといい、カフェか?!とツッコみたくなる気持ちがご理解いただけるでしょうか。
おっちゃん今回ノリノリやな☆無駄に
琥珀は底が見えそうな程に透き通る淡麗
名前の通り琥珀色に輝く美しい、そんな言葉がぴったりな一杯。
よく見ると不揃いな感じがする麺は手切りを思わせ、2種のチャーシューと、メンマ、白ネギに三つ葉。全体に白くまとめられた中心に緑色がよく映えます。
さて、見た目に圧倒される一杯ですが、美味しくなければ意味がありません。
まずスープ、味のベースは鶏、飲み干すまで鶏の味一色なんですが、飲んだ後には確かに感じられる貝の出汁、あっさりなはずなのにしっかりとした旨味が感じられます。
ともすれば味がぼやけてしまいそうな点にも抜かり無く、隠し味のブラックペッパーが舌を刺激してくれるので、終始飽きを感じること無く食べ進めることが出来ます☆
W炙りレアチャーシュー丼
『炙り』『レア』そんな矛盾すら感じる2つの特徴を持つチャーシューてんこ盛りの丼がこちら。味玉も添えられていて、セットなら+200円でオーダー可能ならかなりお得。
作っている過程からもう漂ってくる肉の焼ける香ばしい匂いが俄然期待が高まります。
熱々のご飯に炙った表面は熱を持ち、中は少しひんやり。じっくり味が染み込まされた味玉とマヨネーズ仕立てのミニ丼は見た目通りの美味しさです。
周りの人もその通りにしていましたが、食べる順番は麺➩丼として、スープまでしっかり味わった後の方が良いかもしれません☆
まとめ
今回はこれで以上です。
濁りの無い淡麗スープってそれその時点で作るのがすごく難しいんです。その上に雑味なし、旨味凝縮となれば尚の事完成のハードルは上がります。ですが、それを見事体現しているのがこのお店。
また、このお店のラーメンは三種三様、それぞれに全く違う特徴があって恐らく試行錯誤の末に作られた、絶妙なバランスの上に成り立っているだろうことが窺えます。
是非三回訪問したくなるお店でした。