今回は大阪を中心に展開するラーメンチェーン『どろそば将』さんのご紹介。
どろそば、響きだけでおおよそのコンセプトは伝わってこようというもんですが、予想とは往々にして裏切られるものです。
あとでどっちとも言い繕える卑怯な言い方ですね☆
では、今回はそんなどろそば将さんをレポートしていきます。
店舗概要
大阪を中心に計4店舗展開するチェーン店
このお店のホームグラウンドは大阪。十三、阿波座、えびす町と概ね御堂筋ラインをなぞるようにして店舗展開する小規模チェーンです。
今回お邪魔したのはそんなどろそば将チェーンの中で何故か飛び地のように一軒だけある奈良店。
看板に大きく四文字『どろそば』。そこそこ両脇の建物に挟まれてお店自体は見えにくいはずなんですが、この看板は超目立ちます。
営業時間・アクセスなど
どろそば将奈良店
- 営業時間:11時00分~23時00分(金・土のみ24時00分)
- 定休日 :特になし。
- 駐車場 :あり。店舗前に10台弱
- 住 所:〒630-8145 奈良県奈良市八条5丁目412−6
- 座 席:カウンター・テーブル
- 支払方法:現金、食券制
メニュー・味
メニューです。DXとか極とかの違いはあれどラーメンの種類はどろそばとどろつけ麺の2種。
食券制の為、当然ながらこのカウンターのメニューは後で見ることに成るわけですが、ここに書いてある数字は予め知っておいたほうがいいかもしれません。
それぞれのメニューについて濃度が記載されているんですが、問題はその数値。
MAX27度(極みどろそば)
濃度1度がどのくらいを指すのかが不明ながら、軽いとされるどろそばが既に13度から始まり、振り幅がそこから2倍以上。もはやどんなものが出てくるのか想像もつきません。
極どろそばはもはやラーメンとは異なる存在
極どろそばです。見た目に綺麗に盛り付けられているので凄さが伝わらないと思いますが、中から麺を持ち上げてみるとそれはよくわかります。
普通のラーメンは『麺にスープがよく絡む』とかそういった表現を使うことが多々ありますが、このラーメンはもはや別次元。麺がスープと一体化しているとでも言えば良いんでしょうか。液体には違いないものの、もう内容はポタージュとかそんなレベルで、ラーメンと言うより丼に入ったカルボナーラのほうが表現として近い気がします。
そしてそんな粘度の高いスープはいつもどおりシメご飯にかけてもこの通り。
パッと頭に浮かんだのは『とろろご飯』。しかも一番粘り気を感じられる自然薯で作ったタイプのあれです。
まとめ
今回はこれで以上です。
これだけの濃さなので、後ほどの太田○散は確定かなと思いきや不思議と胃にもたれる感覚はありません。あとに残るのはただ美味しさのみ、スープ作成の過程でアクとか雑味の原因になるものを丁寧に取り除く行程を怠っていない事の結果と思われます。
僕はいきなり『極』から入りましたが、ご訪問の際は是非ノーマルの濃さから挑戦されることをおすすめします。思った以上に濃いというのもありますが、いきなり頂上から攻めてしまうと二回目の楽しみがなくなってしまいますので、段々と上り詰める感じをリピートしてご堪能下さい。