今回はまたまた行ってきましたお酒のアテシリーズ『鰆(さわら)』。
お酒のアテと言うよりもむしろ街のみなとシリーズと言った方が正確かもしれないこのシリーズですが、この際細かい事は抜きにしていきましょう。
西京漬けなどで名前が知られる鰆が本格的に出回り始めました。今回はこの鰆を美味しく調理していきましょう。
鰆について
さて、鰆です。一番名前を聞く機会としては、西京漬け・西京焼きの場面でしょう。
一応出世魚とされていて、さごし⇒なぎ⇒さわらと言う風に成長に伴って名前が変わるんですが、さごしを辛うじて聞いた事があるかもと言うのが一般的な知名度ではないでしょうか。
鰆の体長は60cmオーバーが定義とされていて、大きいもので1mを超える記録も残っているんだとか。鰆は魚に春と書くので一応旬は春とされていますが、そもそもが回遊魚なので、海に囲まれた日本においては関東では冬に寒鰆と言って、産卵前の脂がのった鰆が旬とされていたり、場所場所で旬とされる時期は若干の違いはあるようです。
冒頭でも掲載の通り今回も街のみなとで仕入れてきました鰆。てらってらの脂ノリノリ、さぞや魚の旨味たっぷりな事が見て取れます。
美味しく頂きましょう
さて、今回もたっぷり仕入れてきたサク2切れ+焼き用2切れ。焼き霜用に家庭用バーナーを仕入れたいと思っていたんですが、母ちゃんに2秒で却下されました。
明日から野宿は嫌やろ?
焼き物にするのが一般的なものの、刺身でも美味しいお魚なんです。
大皿盛に刺身たっぷり。そのまま食べても、ご飯の上に乗っけて醤油掛けても、カルパッチョ風にハーブ・ドレッシングと一緒に食べてもOK。魚の旨味とあっさりした美味しさとを両立した刺身を思う存分堪能できます。
まあなんだかんだ言いましたが、鰆は西京漬けですよ。ってもそんな大げさなつけ方しません、いや出来ません。チューブの味噌塗り込むだけ。
ここら辺の雑さとこだわりの無さが趣味の域を出ないんよね☆
純然たるおっさんの趣味ですからね、何か。
一晩漬けこんでお楽しみは次の日です。フライパンにいざ。
盛り付けて完了です。
お焦げは旨味の象徴やなかったの?
見なくても良い物なら見ない、そういう主義です。
本来なら白みそなどの少し甘めのものと合わせるのがいいのかもしれないですが、お酒のアテと言う事なら今回使用した柚子味噌とかそういうアクセントの効いたものの方がいいかもしれません。
まとめ
今回は以上です。
鰆もそうですが、冬は美味しい魚が出回る正に魚自体の旬と言える季節です。
海なし県ではない京都人の僕ですが、新鮮な魚を食べたいと思えば車で2時間かかるほぼ海なし県に住んでいるのと変わらない僕ですが、そんな僕でもみなとに行った気分になれる、それが街のみなとです。これからも多分定期的に挟み込んでいくことになると思います。