今回は高知のマリンレジャー『グラスボート』のご紹介です。
これが楽しめるのは高知県土佐清水市、海が綺麗な事に定評があって普通に泳ぐことは勿論、シュノーケル・ダイビング、果てはイルカやクジラウォッチングに出られるという夢のような場所ですが
実は僕泳げないんです
じゃ海行くなよ☆
なんていう人が旅行メンバーにいる、なんてこともあるかもしれません。
でも、せっかく目の前に広がる太平洋を前に海の中を覗いて帰らない、そんなのはあまりにも勿体ない。そんなシチュエーションにぴったりなのがこのグラスボート。では、今回はそんなグラスボートについてレポートしていきます。
グラスボートって?
直訳すると『ガラスのボート』、何だかロマンティックな乗り物の様にも聞こえますが、そっち系ではなく底面がガラス張りになった船の事です。
ガラス張りなので航行中にも水中を見る事が出来るんです。
ダイビングと違い、濡れず、潜らず、泳げなくても海の中が見ることが出来るという優れものなんです。
今回は高知で体験
いざ出発
多分海中が綺麗であればどこでも航行は成り立つんですが、今回は以前旅行で訪れた高知で体験してきました。
グラスボートと言うからには船に乗って行きます。これが今回お世話になる船。
高知側から船に乗って出発し、『見残し海浜公園』へ出発。主に往路で船内から海底を覗き、楽しむと言う行程になっています。(大人:1,550円往復)
海底が見られるポイントはものの10分程度で到着。よく見えるかどうかは季節、と言うよりも当日・前日の天気によるそうで今回は前日雨だった為、正直あまり恵まれたとは言えない日でした。予め注意点が一つ
これ、酔います。
注)動画見る分には大丈夫です、ご安心ください☆
一人残らず乗り物に弱いうちの家族は漏れなく船酔いを発症。見るどころではありませんでしたが、辛うじてこの動画だけ残す事が出来ました。
見残し海岸に到着
グラスボートは海中を見るためのものですが、もう一つの目的になるのがこの『見残し公園』の散策です。
約2000万年まえの『竜串層』と呼ばれる地層が形を織りなす奇岩の並ぶ地帯です。
『見残し』と言う名前は元々弘法大師がこの場所を見残した
ああ!勿体ない
という地元民のフィーリング先行で着いた名前だそうですが、それだけ見応えのある場所と言う事なんでしょう。
ネーミングにはそこそこ強引な部分を感じる部分はありますが、独特な形状をした奇岩、それも人の背よりもずっと大きな岩々が風雨で削られて作られた様は自然の偉大さを感じる事が出来ます。
お土産処
ボート受付の脇には数軒ですが、お土産屋さんもあります。
割と趣き深い食べるのとはまた違った海産物が色々並んでいます。どこからともなく漂う場末感は半端ありませんが、多分気のせいでしょう。
アクセス
高知県土佐清水市『サニーロード』沿道。
まとめ
今回はこれで以上です。
どちらかと言うと夏のマリンレジャーな気がしますが、グラスボートが楽しめるかどうかはひとえに海の荒れ具合によるところが大きいんだとか。
これは、海中が凪ぐ(穏やか)な時は透明度が高く、また船も大きく揺れません。逆に荒れていればその逆になるという何から何まで向いていない一日になってしますんだとか。お天気に恵まれる事、グラスボートを楽しむ条件はこれに尽きます。