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七夕伝説『機物神社(はたものじんじゃ)』

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七夕、7月7日、短冊に願い事を書いて笹に飾り付けと一緒に結び付ける行事、小学校なんかでよく書いた思い出があります。人によっては欲しいおもちゃを書いたり、おませさんなんかは好きな子の名前書いてこっそり結んだり(あとで大体暴露されるんですが)と、日本ではお馴染みのイベントです。

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七夕はもともと神事でした。
諸説あるそうですが、七夕とは古くは棚機と書き、女性が着物を織り神様に納め、秋の豊作なんかを願っていたそうです。
これが江戸時代になり、もっと庶民に親しみやすい『七夕の節句』として、季節の行事になったそうです。豊穣祈願が転じて願い事を短冊に託すようになったのもこの時みたいですね。

今回紹介する神社はそんな本来の七夕の姿を現代に伝える神社『機物神社』です。
では今回はそんな七夕伝説を今に伝える機物神社に一礼。

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大阪府は交野市、最近京都大阪間は第二京阪道路に新名神高速と京奈和自動車道の接続など交通網の整備が目覚ましくて俄然アクセスが良くなりぷらぷらドライブが好きな僕にとってはうれしい限りです。今回の機物神社はそんな第二京阪道にほぼほぼ面する位置にこの機物神社はあります。
ご祭神は
・天棚機比売大神(あまのたなばたひめおおかみ)
・栲機千々比売命大神(たくはたちちひめおおかみ)
・地代主大神(とこしろぬしおおかみ)
・八重事代主大神(やえことしろぬしおおかみ)
の4神。
天棚機比売大神が織姫にあたる神様で、その為、この神社は七夕を神事とし、織姫伝承を受け継いでいるようです。

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ご本殿にお参り。

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御朱印を頂きに社務所へ。これは2種類をお願いしたのではなく、御朱印をお願いしたら、頂けた2枚です。ちょっとお得な感じですw

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待っている間にお守りなんかを物色。

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境内を散策、紫陽花が綺麗に花を広げていました。

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観光客はあまり見かけないものの、滞在の時間中ちらちらとお参りがてら散歩に通られる地元の方と思しき人を見かけました。地元の方に親しまれている神社のようですね。

休憩所のような場所。機物(=はたもの)とは機を織るの名の通り織物を織る事を指し、七夕の元々の在り様たる機を織って神様に捧げていた事を示すかのように、織機が展示されていました。

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鶴の恩返しなんかでよく見るあのぎっこんばったんと糸を紡いでいくあの機械ですね。

この神社の一年の見せ場はやはり、七夕祭りのようです。

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写真は上に転載した通りの賑わいですが、夏の夜空にライトアップされた笹はさぞ見物なのだろうなと思いを馳せる次第です。

今回はこれで以上です。交野市はどちらかベッドタウンとして最近急速に発展した街ですが、良い所はいっぱいあります。この機物神社もその一つ。
個人的なお勧めの観光ルートとしては、機物神社~磐船神社~石切神社。京都市、大阪市くらいからなら半日で回れるルートです。詳細はそれぞれに記載してますが、どれも東大阪地域では良い所ばかりなので、是非お近くに来られる際はこの3社はご一考ください。

  • 住 所:〒576-0001 大阪府交野市倉治1丁目1−7
  • 駐車場:あり

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