今回ご紹介するのは大阪のラーメン屋『必死のパッチ製麺所』。
必死のパッチ、関西でというか大阪で(さらに言うとテレビの中でのみ)よく使われているとされる必死なさまを伝える単語です。関西住まいで大阪が隣にある関係上交流も深いはずですが、矢野監督以外このフレーズを口にしているのを聞いたことがありません。
多分ケン〇ンショー辺りが流行らせたんでしょう。
並の必死ぶりでは納得しません、今回は徹底的にリポートします。
店舗概要
お店は兵庫県伊丹市
このお店があるのは兵庫県伊丹市。豊中、伊丹、尼崎、関西人でも大阪か兵庫、どっちかわかんなくなる街御三家の一つ。正解は大阪府豊中市、兵庫県伊丹市・尼崎市です。
割と失礼な上に知っててもそんな自慢できる知識でもありません☆
JR福知山線と並走する尼崎池田線(県道13号線)でJR伊丹駅から少し北へ行った先にこのお店はあります。
エンターテイメント+美人の店員さん
店内はお客さんと威勢のいい店員さんの声で活気づいています。そして、例によって券売機の前で思考する僕。
というのも後述しますが、どれもボリュームがあって美味しそうとなれば迷うのも当然というものでしょう。
と、そこへ颯爽と現れたのが美人の店員さん。メニュー説明を一通りしてくれる親切さ。この店(優柔不断の人に)とても良い店です。
あと、このお店自慢のメニューの一つがから揚げ。普通にオーダーすることももちろん可能ですが、多めにから揚げを獲得することが出来るちょっとしたゲームも用意されています。確かに必死にお店を盛り上げている感は伝わってきます。
アクセスなど
- 営業時間:11時00分~20時00分
- 定休日:特になし
- 駐車場:あり
- 住 所:〒664-0836 兵庫県伊丹市北本町2丁目190
- 支払方法:現金・paypay
駐車場はわかりにくいですが、北側のわき道から裏手に回った先にあります。
このお店は食券機ですが、paypayによる清算可能というちょっとありがたいお店です。
メニュー・味
メニューです、食券制。メインは濃厚つけ麺と飛魚(あご)そばのようです。
他にも二郎系味噌ラーメンが用意されていたりと、総じてボリュームを感じさせるメニューが目立ちます。
味噌二郎
そういえばラーメン二郎以外で、はっきり『二郎』って名乗ってるのはあんまり見かけません。普段見かける二郎系は肉部分以外、薄い白と濃い白で構成されるのに対し、ここの二郎系は彩り豊か。
ですが、必死こいて一心不乱に麺へと食らいつく事に違いはありません。
そして、ここの真骨頂は食べ終わった後にあります、通称ダイブ飯。
飯が椀にダイブすることから付いたのだろうこのネーミング、どう見てもここに汁を回しかけるといい感じの〆ご飯になってくれそうですが、これはダイブ飯。飯をダイブさせてこそ真価を発揮するというものです。これをそのまま実行するとこう。
梅干しの酸味がいい具合にさっぱり感を演出、麺との激闘を繰り広げた後の胃に優しい〆となりました。
つけ麺
つけ麺としては割とオーソドックスな魚介濃厚とんこつ。
具材の中でやはり目を惹くのがこのでかいチャーシュー。入店するとその香ばしい匂いでわかるんですが、ここではライブクッキングと言わんばかりにカウンターでバーナーを使って焙るチャーシューが見られます、それがそのまま乗っかっています。
ダイブ飯もつけれましたが、8歳児にはまだ厳しく辞退。
から揚げ
さて、今回のメインディッシュ、から揚げです。改めてチンチロリンから揚げのルールを紹介。
ルールは簡単、から揚げをチョイスした時点で参加可能、最低でも一個増量、最大倍、もしくは4個が無料になるというお得感しかないイベントです。さて、こういう場面(にだけ)めっぽう強い当家の長男は食券を買う僕の脇でおねーさんに言われるまま既に挑戦した後。結果は
ほんとこういう時だけものすごい引きを発揮するのが当家の血筋というものでしょう。
全身から思う存分魅力を放つおねーちゃん曰く、4個以上を注文した人が対象。ピンゾロ以外はオーダー数が倍。8個オーダーが絶対お得ですよ(はぁと)。
結果、こうなりました。何でこうなったんだろう??
よしんば味噌二郎の後じゃなければ、ダイブ飯いった後じゃなければ、せめてつけ麺のお残し食べた後じゃなければ。
当日の夕食、翌朝食、昼食をご提供いただきありがとうございました。
まとめ
今回はこれで以上です。
飛魚そばはオーダーせず仕舞いといとなりましたがなりましたが、この分なら十分期待して良さそうなクオリティでした。感謝企画という事なので恒久的な企画という訳でもなさそうですが、もし見かけたらぜひ挑戦してください。から揚げ自体も当然美味しかったので、たとえぞろ目が出なくても後悔する事はありません。