今回は京都にあるホルモン千葉さんのご紹介です。
ホルモン、それは肉食の上で旨さだけを追求した究極の形態の一つでしょう、今回のお店はそんなホルモンを最初から〆までずっと堪能できる、それだけを考え抜かれたお店でした。
店舗概要
お店があるのは京都四条河原町下る
このお店があるのは京都の繁華街四条河原町。メインストリートの木屋町を四条通から更に下がっていった先にお店はあります。
飛び入りも出来ますが、休前日でもない平日でも普通に何組も待ちが出来る超人気店。
平日であれば17時・19時の2パターンで予約が可能、可能な限り予約必須と言えます。
基本的にカウンター一色の店内
店内に一歩足を踏み入れると途端に広がる肉の焼ける匂いと煙、俄然食欲が掻き立てられます。調理は全てこの一枚の鉄板により完結します。意味深なタレの配置は変えてはいけないんだそうで、否が応にも興味津々、今か今かと調理開始を待ち焦がれてしまいます。
アクセスなど
- 営業時間:17時00分~0時00分
- 定休日:月曜日
- 駐車場:なし
- 住 所:〒600-8019 京都府京都市下京区船頭町234−1
駐車場は当然なし、というかここの料理でおそらく飲まない選択肢はありません、くれぐれも公共交通機関で訪問を。
メニュー・味
メニューです、食べ物は色んな部位が揃っていて単品オーダーも可能ながら、その日のおすすめお肉が出てくるお任せセットメニューがおすすめ。変わった部位も多いのでリピート時に見た事のない部位を楽しむセットを組むのもいいかもしれません。
食前に生もの系もあるので、好みに合わせて。
お通しが既にただものじゃない
ポジションが居酒屋さんに属しているのか、お通しが出てくるんですがこれが既に超美味しい。どちらも独特な味付けからお店のこだわりが如何なく発揮されていて、俄然これから出てくる肉たちへの期待も高まっていくというもの。
まずは塩で
まずは塩で頂く4種盛、マルチョウ以外忘れました。四角い鉄板に順に並べられていく肉、ジュージューという小気味よい音が辺りを支配し、この音と匂いだけでもお酒が進み、そして箸休めのもやしねぎが添えられて完成。
鉄板には若干の傾斜がついていて、余計な脂はもやしを通って下の受け皿へと落ちていく仕組み。そのため、ぱっと見ぎっとぎとで胃薬必須のように思えるこのメニューはそれほどしつこくなく、どんどん箸が進みます。味に変化をという事ならこのもやしとその上に載っている特製塩だれを一緒に食べるとまた違った味わいが楽しめます。
次に自家製たれで
あっさりとした塩を楽しんだら店の個性が現れるたれで。
たれは心もち甘めで、少し出来るおこげが香ばしさを演出、確かにこのお店の個性をしっかり感じられるタレです。濃さはもやしと一緒に食べる事で調節可能、黒たれというネーミングからは想像できないほどに食べやすい仕様になっているので女性も安心。
〆は肉の脂たっぷりのうどんorそばで
ここの鉄板は傾斜がついていて余計な脂が筋を通って流れ落ちる仕組みになっています。でもただ落とすだけではもったいない、ここには美味しい旨味が凝縮されているのだから。
それをそのまま料理に生かそうというのがここの〆うどん・そばのコンセプトのようです。
この落とされた油をしっかりとまとい、最後は真ん中に卵を落として完成。
もうこれが美味しくないはずがありません、そのままだと濃そうですがそこへ玉子がちょうどよい具合に中和してくれます。
しっかりデザートまで
ビールを2杯ほどと共にここまで一気に走り抜け、おっさんの胃には少し重たいところ。最後はそんな今日一日頑張ってくれた胃を労わるかのようなマンゴープリンがラスト。
まとめ
今回はこれで以上です。
コロナからこっち、飲むという事自体がご法度されたこの一年ですが、もう飲んではいけないという時期は去りました。もうそんなこんなで外は冬、ぬくぬくとあったまりながら冷たいビール、それにはガツンとしたものがやっぱり合う。正にこの一年溜まりに溜まったストレスを全部ぶつけるのに最適なお店と言えます。