名古屋弁、名古屋嬢、名古屋走りなど色んな名古屋〇〇ってありますよね、どれも他とは違う独特な文化という感がありますが、中でも他と一線を画す異彩の魅力を放つのが名古屋めし。
今回はそんな名古屋めしで多分ひつまぶしと競って一番人気を争う手羽先を頂けるお店『風来坊』さんをご紹介です。
店舗概要
手羽先唐揚元祖
今や手羽先といえば名古屋。名古屋といえば手羽先と言わんばかりに全国に浸透した感のある名古屋めし代表格の手羽先ですが、その元祖といえるのがこの『風来坊』さんなんだとか。誕生は昭和38年、当初お客さんに言われるまま味付けたから揚げ出しただけだったんですが、これが大ウケ。以来、部位を手羽先にして、タレを改良したりと、この店だけでなく名古屋を代表するグルメへと成長していくわけですが、その原点になった系列がここ。
元祖手羽先唐揚 誕生ものがたり | 風来坊【公式】元祖手羽先唐揚!名古屋名物をどうぞ
活躍の場は日本に留まらない名古屋めし発信店
そんなもう60年近く前に発信されることとなった手羽先ですが、このお店は現在中部地方は勿論、東京、大阪、果ては海を飛び越えてアメリカまで進出しています。
店舗数数えてみようと思ったんですが、途中から諦めました。とりあえずいっぱいあります。
アクセスなど
今回お邪魔したのは刈谷店なので、そちらの情報を掲載します。
- 営業時間:17時00分~23時30分
- 定休日:日曜日
- 駐車場:なし
- 住 所:〒448-0027 愛知県刈谷市相生町2丁目10−5 ZOHYAビル1階
- 支払方法:現金・クレジットカード
駅前の上にお酒を飲む前提のお店なので駐車場はあまり気にするお話ではないでしょう。
メニュー・味
メニューです、基本のくくりは居酒屋さんですが、手羽先を何本頼むか、その上でほかをオーダーするのが前提のようになっています。
その他名古屋めしも名古屋めしでないものも魅力的なメニューが揃っています。
何を置いてもまず手羽先唐揚
王将なら餃子、秋吉なら純けい、そしてこの風来坊なら何を食べたいとしてもとりあえず手羽先でしょう。ワンセット5,6個という点も共通項と言えます。
総じて名古屋の手羽唐は辛い、というかスパイシーなのが基本ですがここのは辛さ控えめをオーダーすることも出来ます。もう一点、結構メジャーになった名古屋人のお家芸『手羽先を綺麗に食べる方法』もレクチャーしてくれます、動画で。
名古屋来て手羽先不味い店探すのなんて無理、味以外の付加価値を求めることとなるわけですが、このアビリティ習得は何よりの付加価値と言えるのではないでしょうか。
手羽先以外の名古屋めしも
きしめん、味噌煮込みうどん、ひつまぶし、味噌カツ。。。名古屋めしでざっと浮かぶだけでも色々。これを一個一個食べに行くのは正直難しい、そこで出てくるのが居酒屋さん。個々の名店には及ばないものの、大体取り揃えてくれています。
台湾ラーメン風サラダ。
ピリ辛肉だねとニンニクがふんだんに盛り付けられたサラダ。よくかき混ぜて食べる辺り、どっちかというと台湾まぜそばの方がイメージが近いイメージかもしれません。
味噌串カツ
オリジナルならトンカツのソースポジションに名古屋名物八丁味噌をかけたのが味噌カツ。ここでは鶏串カツに味噌をかけたバージョン。
普通の味噌を想像しているとかなり甘く感じるかもしれません。
きしめん(ざる)
うどんをびらーっと伸ばしたのがこのきしめん。ここではざるで食べさせてくれます。
讃岐うどんの影響でうどんを語る時はよくコシが議題に上がりますが、平べったいうどんはコシというよりモチモチ感を楽しむもののように思えます。ボリュームは言うまでも無しといったところ。
まとめ
今回はこれで以上です。
名古屋めしってB級グルメであって、おつまみであって、何より庶民的。というと悪く言っているようですが、言い換えるとカジュアルとでも言うんでしょうか。お値段もそこそこで楽しめる上に、何よりお酒に合うものが多いです。
名古屋で一泊すれば夜は是非居酒屋、どうせなら手羽先唐揚元祖を味わってみるのはいかがでしょうか。