前回ふるさと納税について解説させて頂きましたが、先日全てのお品物を頂く事が出来ましたので、実績報告です。
ふるさと納税は到着まで時間がかかる
ふるさと納税の概要や有用性などは前回掲載した通りなので詳しいところは省略しますが、一言でいうと市町村に寄附したらお礼のお品物が送られてきたよ、うれしい♡
制度です。
色んなものがだいぶ省かれてるけどね☆
寄附した代わりに品物がもらえる上にその寄附したお金はほぼ丸々自分自身の所得税や住民税から控除されるのでお品物がそのまんま貰えるようなものというやらないと損な制度です。
注意点は二つ。
- 足切額2,000円が設定されている
- 住民税控除には所得毎に上限額がある
これだけ注意していれば、夢のふるさと納税お品物ウハウハタイム(仮称)を思う存分堪能する事が可能という訳です。
ウハウハって。。
さて、ふるさと納税のお礼品ですが当然ながら送るのは自治体の係の人です。多分、受付の係の人がふるさと納税の入金があったことを受けて、かにとか果物とか肉とかお礼の品を送るように生産者に手配、そしてお礼状と共に皆さんのお手元に到着するという訳ですが、これが結構時間がかかります。
アマ〇ンや楽〇など品物の到着は翌日くるのに、ふるさと納税では2週間くらいかかるのなんてざら。果物など収穫に『旬』が存在するものなんかなど、冬に手続きをして到着が翌夏になるなんてことも普通にありえます。今すぐに食べたい!!そんなニーズに応えれない、それがふるさと納税唯一の弱点と言えるかもしれません。
お礼品に文句言うなよ☆
今回のお品
という訳で、首をなが~~~~~くして待っていたお礼のお品物がこの度全部届いたので、そちらを順番にレポートしていきます。
ふるさと納税は某総務大臣と大阪の市長がもめにもめていた通り、返礼品を提示する側(市町村側)にルールがあります。
- お礼の品を寄付金額の概ね3割程度まで
- 地場産品に限る
この争い、ふるさと納税利用者はかたずをのんで見守っていたんですが
面白がってみてただけよね☆
今回某大阪の市長側が敗北(2020年2月現在上告中)し、このルールは一旦裁判所が認める公然たるものになりました。
一連の騒動を見ながら大阪の某市長を一点だけ擁護するとすれば
北海道ずるくね?
と言いたかったのではないでしょうか。特にルール2点目を考えあわせた際、そこらへんを意識しながら今回のお品物をご覧頂ければ、少し気持ちがわかるかもというお話になろうかと思います。
いくら(北海道白糠町)
北海道白糠町、北海道東部の海と山の大自然いっぱいの街です。どういう事情か不明ですが、両隣にある釧路市に囲まれるという不思議な街です。
立地から見てもわかる通り、山海の幸の宝庫。それは町のHPに掲載されたパンフレットを見れば一目瞭然の豪華さ、メインのいくらをはじめとした豪華食材、鮭、毛ガニ、たらこetc。
https://www.town.shiranuka.lg.jp/section/kikaku/nfml630000001djq-att/qvum4j0000001qxt.pdf
今回はいくらをお願いしてみました。到着当初は当然冷凍されていますが、冷蔵庫で自然解凍するとぷるぷるした大量の旨味だけが詰まった玉がそこにありました。
これだけあるんなら少しぐらい贅沢してもいいよね♪
と思い、ご飯にたっぷり載せてみます。ほんまは細切りの海苔を用意したかったんですが致し方なし。
もうこういう事すると普段食べているスーパーのいくらが、ただのゼラチンに塩水詰めた玉にしか見えてきません、美味しいです。当然ですがいくらはいくらの密度が高ければ高いほど美味しいです。
普段節分の豆みたいに数を数えて食べる人の言う事とは思えませんね☆
こんな幸せが7,8杯は楽しめる量が入ってました。
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サーモン(北海道根室市)
根室市は北海道最東端の街です。場所柄オホーツク海に面していて、流氷などの観光でも有名な街ですが、最東端と言う事は日本で最も朝日が早く見える場所と言う事でもあります。北海道なので当然、ふるさと納税の品目も海の幸が満載。
寒い街なら有名なのがやっぱりサーモンです。無論根室産、と思いきや違ったようですが、まあ海は全部つなっがているので、穫れるサーモンに今さら違いは無いでしょう。こんなでかいのが二つも入っています。
身もふたもないな☆
穫れてすぐ冷凍されているのか、食べる分だけ解凍して食べればお刺身もOK。
勿論、焼いてもご飯にのっけても美味しく食べられました。
【ふるさと納税】無添加お刺身サーモン1kg(生食可) CA-81007|ROOM – 欲しい! に出会える。
かに(福井県敦賀市)
海上自衛隊が格好いい『敦賀市』です。海の街として、年がら年中美味しい海の幸が食べられるとても魅力的な街で、特に冬には美食の王様『かに』と『ふぐ』が有名。
ぶっちゃけ、北陸~島根くらいまでの日本海沿岸の市町村は全部かにが有名な産地でもあるんですが、そんな細かい事はこの際気にしないでおきましょう。
と言う訳で、福井県からはかにをお届けいただきました。
流石に生食は微妙でしたが、焼いても茹でても鍋にでもなんでも美味しい。殻も炙ってかに酒に。
年末にまとめて申し込まない方がいい理由
今回、諸事情により年末にいっぺんに申し込んだ訳ですが
給与がペラペラすぎてふるさと納税できるのかわからんかったからよね☆
お陰で、返礼品到着はもろ被り。結果、総勢4kg程度の冷凍食品が一堂に介する事になり、約1ヶ月間、これら食材は当家の冷凍庫を占拠し続けるという事態に陥ります。
と言っても今年のふるさと納税の上限額は今年の終わりにならないと分かりません。
ふるさと納税の仕組みについて詳しい事は前回掲載した通りですが、自分のふるさと納税上限額について把握する方法はあります。
これはふるさと納税を取り扱う各社大体がとも何等かの形で用意しています。
詳細版と概算版の二つ用意している会社もあれば、どちらか一方だけのものもあります。源泉徴収票または、確定申告書が手元にあればだれでも十分に入力が可能なものになっていて、概算ですがすぐに算出してくれます。
これは概算バージョンなので、所得控除とかを一切加味していません。一方株とか年金とか副収入を加味していない、というかそもそも対応していない簡略版です。
もう少し深く知りたい方は詳細版を使ってみましょう。
とりあえず年収のとこに誰にでもバレる見栄を張った理由を教えてもらおうか☆
個人情報保護の観点から本当の事を書くわけにいかなかった為というだけです。
- 簡単にわかる
- 昨年の年収からのシミュレーションしか出来ない
が特徴です。必要なのは年収と家庭環境のみ、流石に答える事が出来ない人は居ないでしょう。一方で、令和元年分の源泉徴収票が貰えるのは令和2年になってから。でも令和元年分のふるさと納税の期限は令和元年の12月31日まで(申込をクレジットで行った場合のみ)なので、情報はちょっと古いです。
僕のような昨年と今年の給与明細の見分けがつかない人なら問題はありませんが、出世街道を邁進している方は今年の給与明細を集めて集計するなどしなければわからないのが難点です。
まとめ
今回はこれで以上です。
ふるさと納税は当然寄付行為なのでやるかやらないかは自由です。そして殆どの人がお礼品目当てに行っているのが現状です。
あんたもやん☆
ですが、ふるさと納税を募るからにはその市町村はやっぱり歳入が足りなくて困っている訳です。泉佐野市は一時期借金まみれで、四苦八苦していたのがこのふるさと納税で財政がまともになったという話もあります。
住民税って住民に納付されるものなので、単純に住民が少ないとか儲かっている法人が少ないとかで市町村には格差が生まれています。これを是正する事、それがふるさと納税の主旨とも言えます。
使い道についても子育て支援や、環境保護など指定できるものからお任せのものまで色々。ですが、ふるさと納税を行う事で確実に感謝する方がいます。寄付して感謝状貰って、お礼品まで貰って、正に最高の制度と言えます。