二見興玉神社、名前だけ聞いてももしかしたらわからへん方もいるかもしれません。
でも『夫婦岩』なら知名度もぐぐぐぐっと上がるはずw
今回は、そんな夫婦岩を配す二見興玉神社です。
伊勢の海岸と山間を交互にひたすら眺めながら走ると突然視界が開けたように
感じます、それが目的地です。
一応参拝用の無料駐車場もあるんですが、大体どの時間に行っても埋まってると
思ってて差し支えないです。
でも心配無用、隣に有料駐車場もあって、1,000円で停めることが出来ます。これだけ書くと高いように感じますが、提携(というか駐車場を経営?)の土産物屋さんで2,000円以上買い物をすれば、駐車場料金は無料になるので、まあ気にならない程度のものとw
件の土産物屋を抜けると鳥居が見えてきます。では、今回も神社に一礼。
上述の通りこの神社、海岸線沿いにあるので参道も全部片側は海、春、秋は特に風が気持ちいいです。
ご祭神は、猿田彦大神、宇迦御霊大神。
この神様、道開き(導き)の神様なのは有名ですが神使は蛙やそうで、
参道にもちょいちょい蛙の像が。
蛙といえば、無事帰る、貸した物が還る、お金が還るなど語呂合わせよろしく、
色んな蛙さんが並んでましたw
ここの参拝方法(?)は少し変わっています。和注連縄という輪っかになった縄が各所に配されていて
これで体をさすり、体の穢れを払うんだそうです。体の穢れを払いつつ、人込みを避け、かつ本殿のベストショットを狙うのは至難の業w
無事御朱印も頂きました。(後日UP予定。)
メインの名所といえばやはりこれでしょう、夫婦岩。
鳥居から望むアングルでもう一枚、映り込んだ手はホラーではありません、悪しからずw
前後しますが、本殿手前には『天の岩屋』があります。
結構有名な神話(やと思います)が、この話の主人公は天照大神。弟のスサノオを高天原に迎えたものの、乱暴ばかり。
最初はかばっていた天照ですが、スサノオが機織女を殺してしまい、庇いだてしていた自分の責任を感じて天照は岩屋に引き籠ってしまったという話。
岩屋は当然、中に籠る穴が空いていて薄暗くどちらかというと身震いさえ感じるところですが、しっかりと合掌しておきます。
この神社向こう側へ抜けることが出来ます。まあどちらが表でどちらが裏という事もないんでしょうけどw便宜上、奥のお社(と呼びます。)には竜宮社が。
あと見どころといえば、この契りの松でしょうか。
名前の由縁は立て札の通りですが、なかなか素敵なエピソードです。
関西在住の方ならもしかしたら修学旅行なんかでお馴染みかもしれないですが、正味小学校やそこらでありがたみを感じろという方が無理なものw
大人になって(ってもうええ年ですが)改めて訪れてみるのも一案だと思います。
- 住 所:〒519-0602 三重県伊勢市二見町江575
- 駐車場:あり(有料)