突然ですが、僕は今何時代にいるでしょうか。正解は弥生時代にきていま~す。
こいつ、コロナで頭おかしくなってやがる
と思った方はもしかしたら道端でばったりドラえもんにでも遭遇したんかなくらいの柔軟性を持つように心がけてください。
いうかバックに車見えとるしな☆
今回ご紹介するのは池上曽根遺跡、なんでここに感となんだこれ感半端ない、そんな場所です。
遺跡概要
ここは大阪府和泉市
この遺跡があるのは大阪府和泉市、堺の南にあるいわゆる泉州地域と呼ばれる場所の一つですね。いやぁ古墳群と言い、日本第二の都市という割に大阪ってこういう割と規格外なよくわからない大規模な史跡・遺跡が現存・再現されている場所も同居しているから不思議です。
遺跡があるのは府を南北に走る国道26号線沿いにあるんですが、多分そんなものがある事はもしかしたらご存じないかもしれません、街路樹が良い感じにブラインドになっている為です。中身すごいだけに近所通った人にすら訴求する気もないなんて、作ったからには仕事しろ和泉市と他市町村在住ながらツッコミたくなるところです。
場 所 大阪府泉大津市曽根町、和泉市池上町ほか史跡指定 1976年4月26日(…
アクセスなど
- 営業時間:10時00分~17時00分
- 定休日:月曜日
- 駐車場:あり
- 住 所:〒594-0083 大阪府和泉市池上町15
当たり前ですが隣接する公園に営業時間の規定はなく、定休日もありません。
遺跡散策
これ教科書で見たことありませんか①②
これ、なんだか見覚えありませんか、その①。
その②。
ド田舎の農村の飼葉小屋とかじゃないですよ、教科書とかで見る弥生時代の集落が再現されているんです。今はコロナ禍(訪問時は昨年夏)なので?中に入ることは出来ませんでしたが、特に一枚目の高殿は細部まで結構しっかり作りこまれた少なくとも張りぼてではないことがちょっと見るだけでもわかります。
だだっ広い公園内に点在する集落がリアル
集落の全体像はこんな感じです。この集落の中心だっただろう高殿や建物の一部が再現されているといった感じです。
残念ながら柵内へは2018年の台風以降修復がまだ進んでいないらしく、中へ入ることは敵いませんでしたが、この遺跡の魅力は遠目からこの集落を眺める事にある気がします。
広さがこの公園と同じなのか違うのかはわかりませんが、スケール感は感じられます。だだっ広い空間に集落があって、中心の建物があって、周りに田園があって、田んぼは当時の再現かどうかわかりませんが。
個々の建物の再現がどうというよりは当時の集落がどんな感じだったのか、それを想起するのにこそとても面白い場所と言えます。
まとめ
今回はこれで以上です。
和泉市在住の方はともかく、和泉市通ったことがある方、26号線通った事のある方でもこの遺跡公園の事は知らなかったっていう方多いんじゃないでしょうか。
個人的にせっかく作ったんやから金儲けするかどうかは別にして通りがかりに見えるくらいには露出しろと言いたくなる、そんな知られざる、そして穴場なスポットでした。