今回は岐阜にある『伊奈波神社』のご紹介です。
岐阜県岐阜市にある神社で、美濃国(岐阜県と愛知県くらい)三宮(その中の三番目)と言う触れ込みながら、その立派な境内は圧倒されます。また、摂社の黒龍社は全国クラスでその名が知られたパワースポットです。
では、今回は岐阜県有数のパワースポット『伊奈波神社』に一礼。
神社概要
どこにあるの?
この神社があるのは岐阜県岐阜市。昔は、ここら辺の地域を含めた岐阜県と愛知県辺りを含めて『美濃国』と呼んでいたそうなんですが、その中心にあった岐阜城のある金華山の西側麓にあるのがこの神社です。
麓に、とは言ってもこの神社は境内がとても広くて、一の鳥居、二の鳥居
その奥に楼門とさらに奥にご神門(似ているけど別物です。)
ようやく本社殿に辿り着くという行程でしかもこれらは全て緩やかな上り坂にありますので、運動不足さんにはちょっと辛い道のりかもしれませんが、その分だけご利益も期待できる場所なので、頑張って登って下さい。
創建の歴史など
御祭神:五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)
ほか、妃の淳熨斗媛命(ぬのしひめのみこと)、母の日葉酢媛命(ひばすひめのみこと)、外祖父の彦多都彦命(ひこたつひこのみこと)、臣下の物部十千根命(もののべのとちねのみこと)を配祀しています。
五十瓊敷入彦命は先日ご紹介した金神社の御祭神『渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)』の夫される方です☆
景行天皇の兄にあたり、河内・大和・摂津・美濃など諸国開拓にまい進したという記録が残っています。逝去した後、その活躍を偲んで、金華山の麓でお祀りしようというのがこの神社の興り。斎藤道三が稲葉山城を居城とする際に、現在地に遷座して今日に至っています。
ご利益は家内安全、商売繁盛、初宮詣、七五三詣、安産、交通安全、土建、水利と、生活に密着したものが期待できる神社です。
境内散策
境内は広いけど一直線です。そしてそれは全て坂、頑張って登りましょう。
拝殿・ご本殿
東に向かって伸びる参道の最奥にあるご拝殿とご本殿。現在地に遷座してから500年弱という長い歴史を感じさせる建物です。
黒龍社と黒龍岩
神社ご本殿の右脇にあるのが黒龍社と黒龍岩。地元の人なら知らない人は居ないレベルのパワースポット。
伊奈波神社がこの地に遷座してきた時期から既にここに在ったとされている歴史あるお社で、境内随一のパワースポットと呼ばれている場所です。
お祀りされているのは黒龍大神と言う神様で、お参りする事で病気から回復したりなどの話が多く聞かれる事から、ひろく信仰を集めているお社です。
絵馬が編み込まれた昔の傘に風鈴が付いているように見える少し独特な形をしているのも特徴的。
楓稲荷神社
黒龍社の一段下にある楓稲荷神社。
吉備神社
伊奈波大黒社
ご朱印とか授与品
ご朱印
この神社で頂ける御朱印は、本社と黒龍社の2種類。とても丁寧に書いて下さいます。
授与品
本社の御威光もさることながらご利益に限って言えば、黒龍社はすごいらしく、その中でもご利益があると言われているのが黒龍福なる守。
祈願しながらこの二つ付いた石のお守りをカチカチと鳴らしていたら願いが叶うという事で、成功体験が多くきかれるご参拝の際には是非手に入れておきたいアイテム。
僕の祈願は無論『一攫千金』。改めて願い事を込めながら石を打ち鳴らすというのはあまりやらないかもしれませんが、殊僕に関しては常日頃からこれは願っている事なので、暇なときにカチカチ打ち鳴らす度に無意識に祈願が出来るという正に僕にとってうってつけのアイテムかもしれません。
何一つ褒められた話じゃないけどね☆
アクセス
- 住 所:〒500-8043 岐阜県岐阜市伊奈波通1丁目1
- 駐車場:あり。
岐阜県岐阜市国道256号線『矢島町1』交差点を東へ。
まとめ
今回はこれで以上です。
岐阜市内のシンボルはやっぱり金華山で、その山上には岐阜城があって、西側に市街地が広がっているのは今も昔も変わりませんが、市内観光に行くなら外せない観光スポットの一つです。