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ムラサキツツジの満開時こそ『伊奈冨神社』

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今回は三重県にある『伊奈冨神社』のご紹介です。
ムラサキツツジという木に咲くツツジ園が有名なこの神社、境内のツツジ園が一面紫色に染まる藤棚とはまた違った景色は他ではなかなかお目にかかることができません。
では、今回はそんな伊奈冨神社に一礼。

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神社概要

神社があるのは三重県鈴鹿市

この神社があるのは三重県鈴鹿市。県随一の観光スポット『鈴鹿サーキット』がある為、市内一円どこにいてもサーキットからエンジン音が聞こえる、そんななかなかファンキーな街、それが鈴鹿市です。

ちょっと言いすぎやろ☆

神社はそんな鈴鹿サーキットのすぐ近所、三重県を南北に走る『三重鉄道』を挟んだ向かい側で木々に囲まれるようにしてひっそりと佇んでいます。その為か、あれだけ聞こえていたエンジン音が境内では不思議と聞こえなくなります。さすがは神域といったところでしょうか。

境内は木々に囲まれている場所が多いせいか、外部の喧騒が不思議と聞こえないって場所は多いです☆

ご創建は二千年以上の歴史あり

この神社の興りは神代まで遡ります。現在の鈴鹿サーキット地内に御神霊が出現します。その後崇神天皇によって、社殿造営地の占いがなされ神路ヶ丘(多分現在地)にお社三社(大宮、西宮、三大神)を建立したのがそもそもの興りとされています。

この神社は代々応神天皇の子孫『磯部氏』が代々神主を努めてきた、そういった意味でも由緒正しい神社です☆

御祭神は保食大神大国道命

この神社の主祭神は保食大神大国道命です。
天照大御神に命じられ、保食大神を訪ねた月夜見尊をもてなすために『国に向くと口から飯を出し、海に向くとヒレの広い魚とヒレの狭い魚を口から出し、山に向くと手の堅い獣や毛の柔らかい獣を口から出し、 これらの品物を机に並べてもてなした』というのはかなりグロ印象的なエピソードなので、ご存じの方も多いかもしれません。
最後にはもてなし方に怒った月夜見尊に斬り殺されてしまうという、気の毒な最後を遂げる神様ですが、五穀豊穣の神様としては最もメジャーな神様になりました。

他にも諸業繁栄、商売繁盛、家内安全、厄除開運、良縁成就、学業成就、病気平癒等荷霊験あらたかな神様です☆

住所・駐車場など

  • 住 所:〒510-0204 三重県鈴鹿市稲生西2丁目24−20
  • 駐車場:境内鳥居横にあり。ツツジのシーズン中はかなり込み合うようなので注意が必要です。

境内をご案内

拝殿・御本殿

神社入り口の鳥居を越えて、2つ目の鳥居の前には立派な太鼓橋。

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更に奥へ進んだ最奥にあるのが拝殿と御本殿です。
なかなかに趣のある社殿は思わず頭を垂れてしまいます。

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ムラサキツツジ園

この神社一番の見所『ムラサキツツジ園』。拝観当日は残念ながらまだもう少しといったところでした。

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もう少しというかまだ枯れ木やね☆

といっても、咲いている木もちらほら見受けられましたのでまあ満足といったところでしょう。

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七島池

この神社のもう一つの見どころが一の鳥居を越えてすぐ右にある縦に長い『七島池』です。

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その名の通り池の中に7つの島がある池なんですが、作は弘法大師と言われています。逸話によると参籠の際、この池を一夜にして造ってしまったという話が残っています。
伝説だけ聞くと不思議感いっぱいですが、池自体は至ってのどかで、天気の良い参拝の日などは池の亀の甲羅干しなどを観察することもできる平和な光景が広がっています。

 

御朱印

御朱印は二の鳥居横にある社務所にて頂けます。

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まとめ

今回はこれで以上です。
本来ならツツジ満開の時期に訪れたかったところですが、こればっかりは仕方ありません。よく見る『ツツジ』より小ぶりな花はどちらかといえばサツキのほうがイメージとしては近いかもしれません。
鉄道裏側に建っていて、しかも細い路地を抜けた先にある何気ない神社ですが、その歴史深さに思う存分触れてみてください。

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